不安や愚痴を言語化すること
漫画家、ヤマザキマリさん著作の「たちどまって考える」を読んだ。
コロナ禍のあとに書かれたもの
今まで、いろいろなヤマザキさんの著作を読んだけど、ほとんどの著作、すごく共感する部分が多いなぁー
世界中を旅して、いろいろなことを吸収して、型にとらわれない生き方に憧れる。でも、そんなヤマザキさんが、コロナ禍によって旅に出ることができなくなった中で、たちどまって考えることの大切さについて問題提起をした。
そうだなぁー…自分がたちどまって考えるとすれば、家族と過ごす時間の大切さに気づいたし、自分の仕事上のイベントがなくなり、土日にゆっくりできる日が増えた。暮らしの中にも楽しみがあることに気づいた。友人と会えることは、とてもかけがえのない時間であるということに気づいた。
この劇的な出来事は、確実にたちどまって考えるきっかけを与えてくれている。
書籍の中に、特に、すごく共感できる一節があったので覚書しておこう。
「普段あけすけにストレスを言語化できているように見える私も、たとえば、イタリア家族(旦那さんイタリア人)との確執や軋轢はすべて日記に記録し、最終的にはそれをベースにギャグ漫画に転換し、ストレスを解消してきました。不安や不満が発生したとき、何かの形でとりあえずアウトプットすることは、人間の本能に適う、不安の治療法であることには違いありません」
とのこと。
ときどき、LINEで友人に向けて愚痴メッセージをしたり、職場の気のおけない仲間に弱音履いたり、そういうアウトプットするの、人間の本能に適う行為なんだと!納得!!
あんまり愚痴とか言うの、甘ったれているなぁーと思っていたので、「それでいいんだよ〜!」と、漫画家ヤマザキマリさんに肯定された感じして、元気出た。
明日から頑張ろう!