コーチングの原則①

おはようございます。

今回は、

コーチングの原則である、人間性心理学について投稿させていただきます。

人間性心理学は、

コーチングのルーツとでも言うべき学問のうちの1つで、

「第3の勢力」と呼ばれていました。

これは、

それまでアメリカの心理学会では、

「行動主義」と「精神分析」という2つの思想学派が主流だったためです。

行動主義は人間を外側から考察し、人間の思考よりもその行動を研究対象としていました。

一方、精神分析は人間の内側に目を向け、自身が気づかない深く隠れたところにある動機や、その動機から行動様式がどのように形成されるのかを考察していました。

どちらも、

自身の体験や価値観、目標、どういう人間になりたいと感じているか、といったことは行っていませんでした。

これが、

1950年代になり、ガール・ロジャースとアブラハム・マズローを筆頭とする心理学者たちが、

人間は自分自身をどのように感じたり考えているのか、

主観という面で彼らにとって重要なものは何か、

ということを焦点とした心理学の体系を構築し始めました。

この研究が「人間性心理学」となったのです。

人間性心理学では、

自己実現

健康

希望

愛情

創造性

意義

といった問題をテーマとして扱いました。

これらは、

「人間であるということの意味」の解釈でもあります。

人間性心理学には、

いくつかの基本的な原則があります。

この原則については次回投稿させていただきます。

今回もありがとうございました。

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