【随時更新】研究実績
稲岡諄 Jun INAOKA
博士3回 3rd grade of Doctoral course
京都大学教育支援機構奨励研究員
【所属・連絡先】
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学大学院農学研究科 森林科学専攻 山地保全学分野 S-441
Lab. of Erosion Control, Division of Forest and Biomaterials Science, Graduate school of Agriculture, Kyoto University.
Kitashirakawa Oiwake-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8502, Japan.
【専門分野】
水文地質学、森林水文学 hydrogeology, forest hydrology
地質条件に注目して、土壌やその下にある基岩の中の水の流れを明らかにすることに取り組んでいます。
【教育歴】
1996.4 京都市出身
2015.3 私立洛星高校卒業
2016.4 - 2020.3 京都大学 農学部 森林科学科
2020.4 - 2022.3 京都大学大学院 農学研究科 森林科学専攻 山地保全学分野(修士課程)
2022.4 - 現在 京都大学大学院 農学研究科 森林科学専攻 山地保全学分野(博士後期課程)
【所属学会】
砂防学会、日本森林学会、水文・水資源学会、日本地理学会
【研究業績】
<論文(査読あり)>
1. Inaoka J, Kosugi K, Masaoka N, Itokazu T, & Nakamura K. Effects of Geological Structures on Rainfall–Runoff Responses in Headwater Catchments in a Sedimentary Rock Mountain. Hydrological Processes. 34 pp.5567-5579. 2020. DOI: 10.1002/hyp.13972
(Open Access version URL:http://hdl.handle.net/2433/267450)
2. Inaoka J, Kosugi K, Masaoka N, Itokazu T, Nakamura K, & Fujimoto M. Effects of geological differences on rainfall–runoff characteristics based on field measurements. Hydrological Research Letters 16(4) pp.80-86. 2022. DOI: 10.3178/hrl.16.80
(Erratum DOI:10.3178/hrl.16.93)
3. Inaoka J, Kosugi K, & Masaoka N. Validating the Effect of Topography and Geology on Rainfall–Runoff in Mountainous Catchments Using the Improved HYdrologic CYcle Model. Hydrological Processes. 38. e15325. 2024. DOI: 10.1002/hyp.15325
<その他記事執筆(総説等)>
1. 稲岡諄. シリーズ「若手のページ」 私の研究とその原体験. 水文・水資源学会誌 36(2) p.166. 2023. DOI: 10.3178/jjshwr.36.166
2. 稲岡諄. 令和5年度論文奨励賞を受賞して. 水文・水資源学会誌 37(1) pp.26-27. 2024. DOI: 10.3178/jjshwr.37.26
<学会発表>
1. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 谷知幸, 糸数哲. 堆積岩山地における地形と地質構造が降雨流出に及ぼす影響. 第131回日本森林学会, P1-219, 愛知県名古屋市. 2020年3月. ポスター発表.
2. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 谷知幸, 糸数哲. 堆積岩山地における降雨流出特性の空間変動. 砂防学会, R5-005, 愛知県名古屋市. 2020年5月. ポスター発表.
3. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 糸数哲, 中村公人. HYCYモデルを用いた堆積岩山地における降雨流出特性の解明. 第132回日本森林学会, PR0021, オンライン. 2021年3月. ポスター発表.
4. Inaoka J, Kosugi K, Masaoka N, Itokazu T, & Nakamura K. Effects of Geological Structures on Rainfall-Runoff Processes in Headwater Catchments in a Sedimentary Rock Mountain. General Assembly of European Geosciences Union 2021, EGU21-63, Online. April, 2021. vPICO.
5. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 糸数哲, 中村公人, 藤本将光. 改良型HYCYモデルを用いた山地源流域の降雨流出特性に関する考察. 砂防学会, P1-91, オンライン. 2021年5月. ポスター発表.
6. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 糸数哲, 中村公人, 藤本将光. 現地観測に基づいた堆積岩山地と花崗岩山地の降雨流出特性の比較. 第133回日本森林学会, P-314, オンライン. 2022年3月. ポスター発表.
7. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 糸数哲, 中村公人, 藤本将光. 改良型HYCYモデルを用いた山地源流域における降雨流出特性の解明. 砂防学会, ST1-1, 宮崎県宮崎市. 2022年5月. 口頭発表.
8. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也. 流量・水質・地下水位データを利用した地下水流動の推定. 第134回日本森林学会, J15, オンライン. 2023年3月. 口頭発表.
9. Inaoka J, Kosugi K, Masaoka N, & Itokazu T. Effects of geological differences on rainfall–runoff processes based on field measurements. 15th Congress of INTERPRAEVENT 2023 Taiwan, O1-11, Taichung, Taiwan. April, 2023. Oral presentation.
10. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 正岡直也, 勝山正則. 詳細地質分布に着目した堆積岩山地における溶存態Si濃度形成機構の推定. 砂防学会, R7-3, 北海道札幌市. 2023年5月. 口頭発表.
11. 稲岡諄, 小杉賢一朗, 堀本大輝, 正岡直也. 堆積岩山地における湧水点分布と地形・地質の関係. 第135回日本森林学会, J19, 東京都世田谷区. 2024年3月. 口頭発表.
12. 堀本大輝, 稲岡諄, 正岡直也, 小杉賢一朗. 中古生層堆積岩山地の地下水が基底流出に及ぼす影響. 砂防学会, R4-26, 和歌山県和歌山市. 2024年5月. 口頭発表.
13. 稲岡諄, 福島慶太郎, 小杉賢一朗. 芦生研究林上谷支流の降雨流出に地質条件が及ぼす影響. 2024年日本地理学会秋季学術大会, 235, 愛知県名古屋市. 2024年9月. 口頭発表.
<研究資金獲得状況>
1. 砂防学会若手研究助成 [2021] 代表
「改良型HYCYモデルを用いた山地源流域における降雨流出特性の解明」
2. 京都大学大学院教育支援機構プログラム [2022-2024] 代表
「基岩の走向・傾斜に注目した堆積岩山地における降雨流出機構の解明」
3. 防災研究協会若手研究者研究助成金 [2022] 代表
「水質情報から山体地下水が集中的に湧出する流域を判別するための研究」
<受賞歴>
1. 令和5年度水文・水資源学会論文奨励賞
<査読経験>
1. 砂防学会誌(2021)
【各種プラットフォームリンク】
・Twitter: https://twitter.com/jun_inaoka
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