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第三の男を(久々に)観た

詳しくはないし、監督や俳優の名前は覚えられないけど、映画は好き。映画館で観るのも捨てがたいが、通勤途中にスマホで観るのも良い。

僕にとって映画には何種類かある。

お話に興味があって観たい映画
原作者や監督、俳優等が好きで観たい映画
何度も観たい映画
「何かの映画を観る」シチュエーションになり、やや消極的に選択する映画
観たくない映画

などなど。

例えばホラー映画は僕にとって「観たくない映画」だ。名作だろうが怖いのは苦手だ。

優れているかどうかは別問題だ。


僕にとって第三の男は「好きになるために観る映画」。これは話題のものだったり名作と言われるものに多い。観ておくべきっていう感じ。

ただ、二十代の頃に観たときには良さがわからなかったけど、好きになる予感はあった。十数年ぶりに観た。年齢を重ねるのも良いところはある。

ネタバレが問題になるような映画ではもはや無いんだと思う。ストーリーがめちゃくちゃ面白いと訳でもないし、伏線回収でスッキリとも思えない。シチュエーションに持っていくのが強引な感じがする。サンドウィッチマンのコントの導入みたいな。そうだからそうなんだ的な。

ただ、魅せるものがある。

いくつか有名なシーンがある。闇夜にハリーの顔が浮かび上がるところの顔ののっぺり具合はなんだろう。あとラストの道のショット。これは映画史に残るシーンという声も多い。

個人的に好きなのは排水溝?から出るハリーの手。その前後の諦念の表情。

ハリーの顔・表情を楽しむ映画だと思う。

また何年かしたら観直すだろうな。

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