脳血管性認知症の予防のためにできること
おはようございます。
認知症の中でも2番目に多いとされる脳血管性認知症についてお話します。上の図は中年期の血圧と、脳血管性認知症リスクについてお示ししたものです。中年期の血圧が低い人に比べると、高い人は最大で10倍近く脳血管性認知症になりやすい、ということが分かります。
血圧はアルツハイマー型認知症との関連も指摘されていますが、脳血管性認知症とはより強く関係しています。その理由は脳血管性認知症の原因となる脳血管の動脈硬化、脳梗塞、脳出血が高血圧症の影響を大きく受けるからです。脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血を予防するように中年期から生活習慣を見直し、必要であれば治療を受けることである程度予防できる認知症なのです。
それでは、今日も一日大切に過ごしていきましょう。