経営者の仕事は3つ 豊田章男社長のすごいところ
こんばんは!
最近トヨタ自動車の豊田章男社長をテレビで見かける事が多いですよね!それって、社長の3つの仕事を、この100年に一度の変革期において必死に行っているからなんです!
社長の仕事を大きく3つにまとめますと、 ①会社の方向性を示す ②資源の配分 ③人を動かし育てる と私は考えます。
①会社の方向性を示すことに豊田章夫社長は今必死です!こんなに儲かる会社なのに?という感じですが、100年に一度の変革期である、馬から自動車に乗り換えた時以来である!と章夫社長は話しております。
CASEはご存じですよね。 Connected, Autonomous, Sharing and Service, Electric. 簡単に言うと、ネットに繋がり、電気自動車になり、自動運転が始まり、シェアリングやサービスになるという事です。
現在の日本の乗用車の稼働率は5%以下です。95%は駐車場に止まっています。自動運転でシェアリングやサービスがすごーく便利となり、個人が自動車を買う必要が無くなったら、現在たった5%の稼働率と考えると、車が売れる台数も、今の5%, 20分の1になってしまいます。
自動車会社なんて、とてもじゃないけど市場が20分の1になったらやっていけないですよね。
なので、トヨタは自動車メーカーからMobility Companyという移動をサポートする会社に変革しているという事です。
変革のときは、当然反対する人が出てきます。特に偉くなった人は今までの自分のやり方を変えるのは難しく、部下が会社の新しい方向性を信じているのに、上司がそんなこと起こるか!とか、新しい考え方についていけないと現場は混乱しますよね。
でも、今は本当にスピードが大切です。あっという間にテスラはトヨタの株価を遠く抜いてしまったのですから。
豊田章夫社長がいま一生懸命メディアにも出て社内、社外に対してメッセージを送っているのは、一番初めにあげた①の会社の方向を示す ことを一生懸命やっている表れです。
それに共感した社員が実力を発揮し、共感するお客様がトヨタを買う。社長のメッセージは社内、社外も関係ありません。
また、トヨタはパートナーシップを大きく掲げています。自動車業界の枠を捨て、いろいろなパートナーと手を組む事に力を入れています。 そのためにもメディアでメッセージを送っているのだと思います。
経営者のみなさま、社内・社外に対してメッセージをきちんと送っていますか?そのメッセージは届いていますか?
会社の目的や皆を幸せにするという夢は、きちんと経営理念に記され、社内外にメッセージとして伝える必要があります。なぜなら、それがその会社が目指すべき夢であり、日々の業務の判断基準であるからです。
豊田章夫社長も夢を大きく語っています。幸せを量産できるような会社になりたいと。One Toyotaでがんばろうと。
世界40万人の従業員に直接オンラインではありますが、従業員に感謝の言葉を伝え、従業員と家族の健康を思いやり、夢を一緒に実現することを語り掛ける姿は必死で大変共感が持てるもので、ビジネスを超えた愛を感じました。
経営者の皆様にぜひ真似していただきたいです!
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