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11/29 過去最高の日経記事一面!「御社の存在意義は何ですか?」

 経営者の皆様、こんにちは! 本日の日経新聞の記事一面を見て、鳥肌立ちました。なんと一面の見出しは、「御社の存在意義 何ですか?」です!

 私はエグゼクティブコーチとして日々経営理念を経営者様と一緒に作成しています。依頼される仕事の中で一番多いお仕事です。なぜそこに集中するかは、会社を運営するうえで、最も重要な事だからです。

会社の目的はただ一つ、「自社の存在意義を明確化し、それを実行すること」 です。

 存在意義は、企業理念とか、経営理念とか、Mission, Vision, Valueなどと言われております。最近はパーパス Purpose 。外資が使う会社の「目的」として使われます。

 そして、経営理念を軸とした経営を、「理念経営」とか、「パーパス経営」などと言われます。名著、コリンズの「ビジョナリーカンパニー」に書かれているように、理念経営は結果として収益率が高く、業績が落ち込んだとしても回復が早い という事です。

 でも、それって、よく考えると当然なんです。

 目的が明確化されていない会社が目標とするのが、売り上げや利益率ですよね。セールスは売り上げを毎月達成しなければならない。月末になるとそのプレッシャーとストレスは半端なものではありません。セールスではない人も、売り上げの話ばかり。その為のコストダウンや効率化で追いかけられます。

 会社はお金儲けが目的と感じると、頑張って目標達成しても、社長がベンツに乗ってゴルフ行って接待して。その為に数字を達成するのなんて、ばかばかしくなってきます。

 一方、理念経営は、経営理念を主軸とした運営を行います。得意な分野で社会の問題を解決する、そして素晴らしい未来を創る!という経営理念を掲げて、それを事業計画に落とし込み、日々のKPIにまで落とし込みます。

 社員みんなで目指す社会像を共有します。私たちが作りたい世界は、こんな世界! それに同意した社員が集まり、その社員が作るものやサービスに共感する人がお客様となります。

 その目指す素晴らしい世界を達成するには、当然売り上げを伸ばして事業を拡大していかなければなりません。でも、それは社長のベンツのためでも、ゴルフのためでもありません。みなと一緒に夢を目指しています。その為には売り上げ目標を達成しようという事になります。

 目標は一つです。志は一つです。

 私が経営者さまに伝えることは、「経営者は方向性を示す事が一番重要な仕事です」ということです。それは、経営理念やパーパスを創り、先ずは社員に伝えることです。

 そして、会社は社長次第です。プロ野球の監督、オーケストラの指揮者のように、会社はほぼほぼ社長次第です。会社は社長の鏡です。

 ですので、社長の志や思いを経営理念やパーパスに入れ込み、社長は夢や希望を語り、会社が向かう方向、目指す社会や夢について熱く語れなければなりません。

 わたしが行っているエグゼクティブコーチという仕事は、そのお手伝いです。経営理念を一緒に作成し、経営基本方針を策定し、経営理念浸透のためのワークショップを開き日々どのように具現化していくかを話し合います。

そして、みんなの夢を語り合います。

 そして、経営理念に沿った事業計画の策定、戦略、組織、マーケティングと日々のKPIチェックのための会議体などを一緒にデザインしていきます。

 迷ったときは、経営理念に戻ります。会社の存在意義、目的は何か?を考えれば、自然に答えは見つかります。

 ビジネスはすべてが問題解決のために存在しています。会社はそれを効率的に行うためのひとの集まりです。志を一つにした時、すごいことが起こります!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます!


 

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