日本の博士号取得欧米の半分以下問題。日本は博士号の評価が低すぎる
おはよう御座います!日経新聞に日本の博士号取得は欧米に比べて半分以下で、付加価値生む人材が乏しい」 との記事がありました。
2年ほど前、私も博士号を取るべく、博士課程後期の受験をしました。大学受験だった娘と毎日図書館に朝開館すると同時に入り、閉館まで勉強しました。
結果私は落ちました。そもそも経営コンサルタントになりたかったので、別の経営コンサルコースに通い結果なれたので満足していますが、博士号についての問題点を理解できました。
大学院博士を育て上げるには、大学院の教授の多くの指導が必要です。教授からすると負担が大きく、リソースが足りていないというのがそもそもの大学院側の考えだと感じました。
また、過程において、大学院教授の研究に役にたつかどうかを重要視しています。育てだ博士号の研究が、その教授の研究に役立つかどうかが重要です。時間をかけて育てたので何らかのベネフィットが大学または教授にあることが大切です。大学目線です。もしかすると、教授が指導力があるかどうか関係しているのかもしれません。
そもそも日本経済発展のために研究や学問の場を提供すべきであるのに、大学やその教授に対して役に立つが立たないかの判断を元に判定をされていると感じるのは私だけでしょうか。
また、企業もバブルの時のように博士を輩出する余裕がなくなって来ています、
それに伴い、博士号を取った人を評価しなく、逆に使いにくいと感じているように思います。
ご存知の通り、ドイツなどは多くの人がPh.d 博士号を取っています。
彼らと対等にビジネスをするのには、知識が追いついていないと感じます。
博士号を取る予算を増やすだけでなく、大学院の評価基準や博士号の企業内における評価を変えないと、この先リスクばかり高い自己満足の博士課程はさらに廃れると考えます。
博士は就職が逆に厳しい日本です。海外や外資に行くしか正当な評価は得られません。
それは、日本にとって、大きなマイナスになります。
博士号取得した人への評価を全体として上げていくこと、それが重要ですね。