地熱でCO2を75%削減・星野リゾート軽井沢
みなさん、こんにちは! 先日、日本もケニアのように地熱を使ったほうが良いのでは? という投稿をさせて頂きました。
たまたま、枕元に合った星野リゾートの事件簿を読み直していたところ、星野リゾート軽井沢は、古い旅館からの建て替え時に地熱と水力を使った発電方法を採用することにより、実に75%を最エネルギーで発電しているとの事。
それも、2004年のことです。すごいですね!
感覚的に、日本は欧州に比べて20-30年Co2の削減について遅れています。星野社長は欧州からの情報で、20年前には環境を重要と考えていたんでしょうね。
星野リゾート軽井沢は、とても豊かな水が流れ、素敵な店が程よい距離で離れながら点在し、高級なレストランや教会、グランピングなどそのあたり一帯がとても素敵な場所になっていますね。
他ではなかなか味わえない、素敵な雰囲気です。ちょっと立ち寄るだけではなく、ゆっくりと泊まってみたいところですね。
しかも、その電力の75%を水力や地熱で発電し、自然への影響を最小限に考えていると知ると、本当に素晴らしい!としか言いようがありません。
星野リゾートの事件簿を読んで、知恵と努力で地球へ負荷をかけないであれほどの巨大なリゾートを運営することも可能なんだという気づきを頂きました。
ちょっとした志が足りないばかりに、地球へのダメージを与え続けることを止められないという事は、なんとももったいないですね。
COP26でも、日本は石炭への依存を止めることを明言することはできませんでした。今ある原子力発電も止めることができません。
最近の小型原子力は安全になったという事ですが、あのような苦しい経験をした私たちは、理屈ではわかっていても、やはり原子力を使うべきだとは思えないと私は考えます。
今週、急に広島へ日帰りで出張に行ってきました。香港人の通訳もかねて同行しました。彼は広島は初めてとの事。原爆が落ちたこの街で、普通に人が生活し、木々が生えていることがなんとも不思議な感覚だと言っていました。
前回広島に出張に来た際は時間のない中、30分で原爆資料館を見て回りました。日本には外国人旅行者がまだたくさん来ているときでしたが、原爆資料館はほぼほぼ外国人の旅行者で大変込み合っており、びっくりしました。
外国の人たちも、大切な旅行の時間を使って原爆資料館に来るという事は、強い核に対する恐怖や平和への願いを持っているからこそだと思います。
核という扱いの難しいものよりも、地熱や水力という自然にあるもの、自然の恵みを使って電機が起こせるという事がわかっているのなら、なぜ人はそれを使わないのでしょう???
利権や特定個人の利益という事をどうしても考えてしまいますね。
そして今は、そのCo2を削減するというアイディアが利益に大きくつながります。テスラのように、電気自動車枠を日本の自動車メーカーに売るだけで1000億円以上も毎年利益を上げる時代になっています。
どの業界にいようとも、いかに早くCo2を削減することができるのかが、新しいビジネスへの突破口となりますね。
もう競争は始まっています。皆様の業界ではいかがでしょう???
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。