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みなさんは自分の名前を好きですか?
みなさんが普段から慣れ親しんだ自分の名前。その名前に人生の役割である使命が隠されているとしたらどのように感じますか?今日は僕が学んだ名前のことだま®の世界観をお伝えしていたいと思います。
50音の1音1音すべてに意味が込められている
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ひらがな一文字で意味を成している音が多数存在する日本語。例えば、手、目、歯というようにひらがな一文字で意味を成す言葉がありますよね。
「手」は「手に職をつける」、「手塩に掛ける」、「手を加える」などというように、「手」には人の技術やスキル、能力を表していることが伺えます。
また、「目」に関しては「芽」「女」というように、同じ音でも違う意味の言葉が存在するものもあります。「芽が出る」という使い方では、植物の芽が出るという意味から、その人のいいところ、幸運やチャンスが巡ってくることを意味します。その「芽」を見抜く「目」を持っていたのが、お母さんであり「女」の役割だったとも言われています。とくに子どもの成長とともに「芽」が出そうかどうかよく見ていたのが母親だったのかもしれません。
「愛でる」という言葉からみても、我が子の成長を温かく見守る存在が母親である「女性」を表す言葉だったのでしょう。
そして、「歯」は「葉」や「羽」のように、広がりを見せるものが「は」の音の役割と言えるでしょう。口の中に広がる「歯」、茎や枝から分かれて広がって生える「葉」。そして、鳥や虫が飛び立つために広げる「羽」。
このように、僕たちが使う言葉のひとつひとつの音すべてに意味が込められていることが分かります。
命の言葉の語源に驚愕する
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その中でも、僕が最も大切にしている音があります。それが「い」の音です。この「い」の音はひらがな一文字でどんな意味を成すのか?わかりますか?
その答えは「胃」なんです。「い」で始まる言葉には「命」や「生きる」という言葉がありますが、古代の日本人が自分の命を体のどこにあると思っていたのかというと…
そう!それが「胃」だったのです。
戦国時代に武将が自分で自分の命を絶つときにしていた行為、「切腹」。これはお腹を切って亡くなっていたのではなく、お腹の中にある命の源である「胃」を切って亡くなっていたのです。なので、胃に流れる血液のことを
胃の血
と呼んでいたのです。(※諸説あり)
このことからも分かるように、我々が使っている言葉には、先人たちの思いや意味が込められているのである。
音の意味から使命が分かる
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名前は命あるものにつけられます。だから「命名」といいますよね。オギャーと生まれた命に初めて名をつけるのです。みなさんは、自分の名前を自分で使っていますか?
実は、名前は自分で使うものではなく、人に呼ばれて使われているものなのです。「名」が人に使われているものならば、「命」も人のために使うものという考え方こそ、名前に「使命」が宿っているという名前のことだま®の世界観なのです。
世の中に広がる名前のことだま®
2001年に日本の叡智「言霊」を基本として、人をしあわせにする「名前のことだま®(命名言霊学)」として、命名言霊学協会の山下弘司先生により開発されたものです。
今では140名を超える名前のことだま®を伝えることだま師®のみなさんが全国におり、みなさんのお名前に隠された使命を伝える活動をしています。
名前のことだま®を知ることで人生が変わっていく人をたくさん見てきました。なぜ人生が変わるのか?それはとても簡単なことです。
自分の名前を好きな人は人生を楽しんでいる人が多く、嫌いな人は苦しんでいる人が多い。自分の名前は好きですか?と質問すると「好きな人」「嫌いな人」「関心がない、考えたことのない人」に分かれます。しかしながら、好きも嫌いも勝手な思い込みなのです。
親に名前をつけてもらった人が多いのですが、その由来とはまったく関係のないのが名前のことだま®。つけてもらった名前に意味があり、自分が選んでつけていない名前だからこそ、役割が与えられているのです。それが使命。その名前の音から使命をお伝えするとこんな答えが返ってきます。
”自分が自分の名前の通り生きていることが分かって驚いた”
”今やっていることが名前の通りで背中を押された”
”そんな意味があったなんて、名前が愛おしく思えるようになりました”
”今のままでいいんだと、肩の荷が下りました”
名前のことだま®を知ると高まる自己肯定感
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自分の名前を好きになると、自分自身を好きになれます。自分を好きになることは今の自分をありのまま受け入れることができるのです。名前のことだま®の考え方は、いい名前とか、悪い名前の概念がありません。すべての人の名前が素晴らしく、そしてその名前は必ず誰かのお役に立っているのです。
大和言葉から紐解かれる音の意味。名前を音で紐解くと見えてくる人生の役割である使命。その使命を知ることで、みなさんの人生は驚くほど変わっていくことをお伝えしています。
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