あえて悪い癖をやってみる「逆説的介入」で悪習慣改善!?
今までは「悪い部分」を取り除く、あるいは改善することに注目してきましたが、悪習慣改善にはあえて悪習慣を義務付ける「逆説的介入」のテクニックがあります。今回はそれを紹介します。
逆説的介入のテクニックとは
悪習慣・悪癖を一瞬直してもまたリバウンドで戻ってしまうことも多々あると思います。禁煙などもそうなりやすい代表的な例ですよね。そこで1つ有効なのが「逆説的介入」なのです。
この方法は禁煙や過食を直す専門的なセラピーを受けるのと同じくらいの効果があるというメタ分析も出されています。一言でいえば、”直したい悪い癖があるなら、あえてそれをやることを義務付ける”というテクニックです。
ここで「え!?」って思う方がいると思います。私もそのうちの1人でした。どういうことなのか、このあと例をもって説明します。
「だらだらタイム(悪癖・悪習慣)」を自分に強制する
私の実例で説明しますね。いつもだらだらとYouTubeを見ていて、やるべきこと(プログラミングの勉強)を先延ばしにしてしまうことに悩んでいました。そこで、朝の30分と昼食後30分を「だらだらタイム」と決めてしまい、その計1時間はYouTube観賞以外のことはしないように自分に強制しました。
ここで、開始と終わりにアラームを鳴らすくらい徹底するのがポイントです。
何が言いたいかというと、いつもやってしまう悪い癖を”意図的に”やることです。それが「習慣的な行動」ではなく、「意識的な行動」なのだと脳が認識します。人は意識的にやっていることに関しては「自己コントロール感」が持てるので、やめるというコントロールもできるようになります。
<まとめ>
以上のように逆説的介入で意識的に行うと、その行為が義務的に感じられてきて、続けるのが嫌になってきます。これがかえってだらだらとしなくなるというわけです。
皆さんも悪癖・悪習慣が改善しない、あるいはリバウンドしてしまった場合は。あえて「逆説的介入」のテクニックを用いてやってみましょう。
最後にこれを参考にしたほんと、関連する記事を載せておきます。
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