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VBTの実施方法についてno.2

前回はVBTとはみたいな投稿になりました。
実際現場で使用したいけどデバイスが高いなど制約があるのも事実です。
常に全力で挙上するというだけで速度が下がってくるのが見えてきます。
スマートフォンのアプリでも手間はかかりますが、距離を測ってトラッキングすることで速度が求めることができるものあります。
MyLiftというアプリになります。


速度を基準にする上でフォームの確立が絶対になります。
フォームができていない場合はまずはそこを徹底してトレーニングをする必要があります。
速度を出すということは正しいフォームでできない場合は速度を出すことができません。
フォームのばらつきが顕著にでます。
ある程度の筋力を持っていないといけないと感じます。

ここから本題になっていきます。
実際にVBTのデバイスを購入して導入しようとした場合どのように運用をしていけばいいかになります。
速度を基準に実施しますが、今のトレーニングの目的は?どのくらいのセット?など疑問がでてきます。
そこである程度の目安となる1RMと速度の関係を示します。

2016年Bryan mann を元に作成

重量と速度には負の相関があり、重量が上がるにつれて速度はでにくくなります。
トレーニングをしている方なら理解できると思いますが、重量があがるにつれてゆっくりしか挙上することができません。
軽い重量であれば速く挙上することは可能です。
軽すぎても重すぎても速度を意識しながら実施することは難しいと思います。
例えば80%1RMでトレーニングをしようとした場合は平均速度はだいたい0.5m/sくらいになります。
その速度になるように重量を合わせていきます。
アップの時から速度を測りながら実施することで今日は軽く感じるから+5kgしよう。今日は重く感じるから-5kgにしようなど変更ができます。
その根拠は速度が出ていないからになります。

常に1レップ目から全力で実施しないと意味がありません。
全力でやるから意味があります。
速度を出すことが苦手な選手が多くいます。
スポーツでは全力のスピードでトレーニングはゆっくりの動きであれば筋収縮の速度のずれが生じます。
スポーツで素早い動きをするのであれば、トレーニングも素早い動きをすることが必要ではないでしょうか?

トレーニングとパフォーマンスが繋がらないことも一要因ではないでしょうか?


次回はどのくらいの回数を実施していくのがいいのかを記載していきます。

#VBT #Velocity Based Training #速度 #トレーニング #

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