便利なものほど、不便なやり方も知っておく
私たちの生活は豊かになりとても便利になった。便利になると人は便利なものに依存してしまう。
例えば、マッチやライターがあるとどこでも簡単に火がおこせる。水道の蛇口をひねれば水が出てくる。道に迷ったらスマホで調べたり電話で聞いたりできる。
便利になったなと感じるのは、不便なことが身近にあるということ。不便なやり方を知っているから、便利だと感じる。便利が普通になると、それが無くなった時に不便なやり方を知らない人が多くなる。どう対処していいか分からなくなる。
そこが問題だと思う。
テクノロジーが発達して人は弱くなった。テクノロジーがないと生きていけないとまでは言わないが、それに依存しているので代替案を知らない。
火をおこす、安全に水を飲む、地図と太陽の位置で方向を読むなど、サバイバル感覚があれば何かあった時に対処できる。
地震や災害が増えている現代だからこそ、そんなサバイバル感覚を持っている必要があると思う。
先人の知恵は過去のもではなく、便利になりすぎた現代だからこそ大切にし、それを受け継いでいったほうがいい。
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