聖地巡礼 博多ロックハリウッド
2019/12/17 23:51
2019.12.1
博多ロックハリウッド跡地に行ってまいりました。
現在は、Cafe&BarDiningEternityとして、第二の人生を歩んでいる九州のストリップ聖地。
今も燦々と輝く「ロックハリウッド」の照明看板に照らされた入り口の扉を開くと、左手にチケツ台があり、その奥は現在ライブハウスとなってます。
場内は…思ったほど広くなく、当時の資料を確認すると、30名ほどしか入らない劇場だったようだ。
今で言うなら…横浜ロック座(旧浜劇)といったところか。
しかし、よく見るとストリップの名残が散見される。
天井左手に今も輝くミラーボールと、踊り子さんが登場の際に利用していたであろうエレベーター跡、右手には螺旋階段。
そして、今はLive演奏のためのステージが…
今でこそお客様のテーブルが置かれている場所も当時は盆があったようだ。
ステージ左端に、天井から何やら棒らしきものがぶら下がっていたので、何かと問うと、「ポールダンスのポール跡」との事。
当時からポールダンスも行ってたんだなぁ…
許可を頂き、2階席に向かった。
狭い階段を登った先にあったのは、当時の投光跡。
場内自体の天井が高いためか、思いっきり全体をくまなく見渡すことができる。
ここから数多くの踊り子さんを照らしてたんだなぁと思うと、思わず感慨深くなった。
一時代を築いた、この博多ロックハリウッドも、惜しまれながら2007年5月20日をもって閉館したが、紆余曲折、ストリップの名残を残しながら、現在はライブハウスと化した。
ここに乗られたいたロック嬢も年々少なくなってきてるだろうと考えると、時代の流れを感じさせる…
歴史にifはtabooなのだが…
もしも博多ロックハリウッドが健在であれば、全国のストリップ劇場のなかでも、かなりハイクオリティな劇場ではなかったかと…ふと感じた。
追伸
電気代の話題となり、一番電気代を食ってるのが、実は入り口のロックハリウッドの照明らしく、本音は消したいらしいが…そうもいかず…だそうだ。