
改めてブリコラージュとは
今年からnoteのつぶやきの140字の形式を活用したブリコラージュという表現形式で時々発信するようになった。
改めてブリコラージュという言葉が象徴しているものは何かという視点で整理をしてみた。
「ブリコラージュ」とは文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースが1962年に発表した『野生の思考』で取り上げた概念。フランス語で「ありあわせの道具、材料を用いて自分の手でモノをつくること」を意味する。
ブリコラージュで実現する、「対話」と「受動的な創造性」に満ちた組織──文化人類学の知を組織づくりに活かす方法 | CULTIBASE
noteでも本屋余白さんが神話的思考やありあわせの料理などを例にしてブリコラージュという言葉に含まれているものを語られているが、私自身の日常的なことを自由に組み合わせて発信している姿勢とも重なった。
人生の様々な経験から生まれる示唆をその人なりに自由に組み合わせて、世界を包括的に認識し、自分の行動指針を作り上げる…この営みは非常に「ブリコラージュ的」
神話的思考から西洋占星術の惑星エネルギー、マルセイユタロット、夢日記といずれもブリコラージュ的な要素が含まれている。
そして、日常の中でそれらの切り口を通して感じた内容をnoteでブリコラージュ的な形式で発信していくということ。
ブリコラージュ的な要素が私の日常における軸として明確になってきたと思う。
遅まきながらクロード・レヴィ=ストロース氏の『野生の思考』を読んでいきたいと思う。

春の雪五センチほどに母の声