地ウヰスキー
今年になってからスコッチウヰスキーを飲みようになり、さらに最近では、自己主張の少ないアイリッシュウイスキーを飲むようになった。
大半のスーパーで販売されているアイリッシュウイスキーの銘柄は2~3種類なので、たまには違うものを飲んで変化もつけようと思い、お酒コーナーを物色していると日本の地ウイスキーが色々、出回っているのに気がつかされた。
私は生まれが山陰なので、鳥取の松井酒造の「山陰」「大山」という日本語ラベルにはやはり強く惹きつけられる。
「山陰」「大山」は、何度か飲んだが、香りが豊かでクセのない飲みやすいブレンドになっている。
松井酒造合名会社|ウイスキー ビール 梅酒 焼酎 ジン|鳥取県|明治43年創業 (matsuiwhisky.com)
また、今は明石に比較的近いところに住んでいるので、地元のスーパーには
ほぼ置いてある「あかし」も何度か飲んだ。
明石の海岸近くの日本酒の酒造 江井ヶ嶋酒造で仕込まれたウヰスキーで、
私はアイリッシュウイスキーに近い自己主張のないマイルドな感じがした。
涼しくなってきたので江井ヶ嶋酒造周辺を俳句仲間と吟行もしたいなと思う。
商品紹介「ウイスキー」|江井ヶ嶋酒造|日本酒「神鷹」をはじめ、焼酎・ワイン・ウイスキーの総合酒類メーカー (ei-sake.jp)
そして、今、飲んでいるのはは、兵庫県内限定販売の「丹波」。
今年四月までは丹波に近い地域に暮らしてきたので、「丹波」という銘柄にも親しみが湧く。
ボトルも華やかな感じで、味もあかしよりは、スパイシーで刺激がある感じがした。
丹波 ウイスキー|商品一覧|四季丹波蒸溜所|お酒 飲料|兵庫県丹波市 (shikishuzo.co.jp)
サントリー等の大メーカーとは比較にならない小さな酒造が、それぞれの地域の持ち味を含んで流通されてきたことは、何だか山羊座時代から水瓶座時代にシフトしたことと重なった。
大きいものに巻かれることもなく、自分が美味しい、いいなと感じたものを求め、楽しんでいく時代になってきたのだと思う。
酒蔵は海辺に面し鳥渡る