真夏の夢
去年まで住んでいた家は、山の北側で、真夏でも冷房なくても過ごせていたが、今年引越をした場所は山の南側であり、夜は寝苦しく、何度か目が覚めてしまう。
目が覚める度に、夢の欠片が残っているので、夢日記にキーワードを走り書きする。
目が覚めて夢の記憶があれば、日記に走り書きするという作業は定着してきた。
言うまでもなく夢の内容は混沌としており、そこに何が象徴されているのかを自分で紐解いていくのはなかなか難しい。
ただ、どのような場面で、誰が登場し、そのときの自分がどんな感じなのかその傾向は把握できる。
夢の場面はかなりの割合で仕事がらみで列車に乗ったり、工場の現場だったり、駅前の居酒屋であったりする。
登場人物も仕事の上司、同僚、時々、家族や両親も登場する。
自分の感じは、夢の中でも定年を過ぎており、責任が少なくなって気楽な感じである。
時々、仕事にそつがない上司にどのように見られているのかとか、乗り換えの電車に間に合わないかもとあせっている場面がある。
自分が傷ついたことを夢を通して癒してくれると聞いたことがある。
夢は海王星的な要素があるので、海王星を意識することで、より夢の質が変化していくのかもしれない。
私のネイタルチャートは9室蠍座に海王星がある。
9室というスピリチュアルな学びの領域で、淡々と独りで学び続けていく。そして9室蠍座海王星、11室山羊座土星、3室牡牛座水星、5室蟹座金星でミスティック・レクトタングルというアスペクトを形成している。
3年前ホロスコープと出会った頃はこの複合アスペクトの存在に戸惑いを感じていたが、この3年間にホロスコープや夢分析、タロットカード、俳句、写真で言葉にならないものを表現しようと試みてきた中で、この4点の惑星間を渦巻くエネルギーを何となく意識できるようになってきた。
9室というスピリチュアルな領域と3室という学習の領域
11室という対人関係の領域と5室という家庭、楽しみの領域
山羊座土星と牡牛座水星は地のエレメントで蟹座金星と蠍座海王星は水のエレメントですべて偶数のサインで女性サイン。
山羊座と蟹座は活動サインで牡牛座と蠍座は固定サインで、精神的な学びを落ち着いてしようとするエネルギーに対して、家族や少ない友人、仲間との活動で刺激を与えられていく。
9室蠍座という独りを好む世界観に11室山羊座の要素が加わる。
11室という対人関係に現実世界の王者である土星が鎮座しており、山羊座の象徴である家制度、会社の上下支配に対しての抵抗がシャドウとして働いてきた。そのシャドウが生んできた苦悩を9室の海王星的な夢を通して癒してくれている。
5室蟹座金星というのは、身近な家族との日常の中の豊かさを好むことに重なる。観光地や旅先よりも日常性を意識した写真や俳句が多いというのもその裏返しかと思う。
土星、水星、太陽、木星、海王星には冥王星も働いている。
奇しくも、ユリシスさんの動画で冥王星は他の惑星を通して働きかけていることを知った。
私は太陽を含めて冥王星の直接的な働きが強く、軋轢、困難の連続であることが見事に象徴されている。
そのような星の巡りになっていたと意識できたことで、そのことを神話として物語として自分で受け入れていくことができる。
汗をかき夢の欠片を辿りけり
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