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小惑星について


先日の小惑星キロンの投稿に引き続き、ユリシスさんから以下の内なる男性性と女性性の統合という投稿があった。

https://note.com/yurisis1222/n/n7f43ce1fd7a4

いつもながら圧倒的な太陽射手座の火のエネルギーが溢れており、彼女の内側でも書かざるをえない衝動に身を委ねている感じが伝わってきた。

内なる男性性と女性性とはユング心理学における元型のアニマ、アニムス
に由来するが、ここに本来あるべき惑星が何等かの事情で破壊され小惑星になったことでこの2つの性の分断が生じているのではという考察が進む。

この投稿の中でフォルスとネッススという2つの小惑星の名が登場する。
小惑星は火星と木星の間に存在するベスタ、ジュノー、パラス、セレスの象意やネイタルでの配置は何度か自分なりに考察したことはあった。
いずれも女性性に関係するもので、マドモアゼル愛先生も以前の動画で、本来は火星という男性性を統合させる女性性の惑星があったと思われるが、何等かの原因でそれが破壊されて、小惑星になっているのではと語られていた。

ユリシスさんの前回の投稿ではキロンは土星と天王星を橋渡しする存在と語られている。

今回、新たにフォルスもネッススにも言及され、フォルスは土星と海王星への橋渡し、ネッススは土星から冥王星への橋渡しをしているとのこと。

正直なところ、フォルス?、ネッスス?という感じで私の中では意識していなかった存在。
Webで調べてみるといずれも発見されてまだ30年程度と新しい。
新しい惑星は、その惑星が発見された段階から影響を及ぼすと言われている。公転周期はフォルスは92年、ネッススは122年といずれもキロンよりもはるかに遅い。

私のネイタルのこの2つの小惑星を調べたところ、フォルスは私のアセンダントとネッススはネイタル太陽と合であった。

特にネイタル太陽はネイタル冥王星とも90度を形成し、ネイタル土星、火星、月ともアスペクトを形成してエネルギーが流れやすい配置。
ネイタル太陽が冥王星と90度を形成していることで、以前からも太陽を獲得し太陽を発揮して生きていくことに対して軋轢、制限が強く働いていると受け止めていた。
現に10代から今までに長年に支配力の強い父との軋轢は強く、私のみならず家族、親族まで影響を及ぼしてきた。
父からは何度も聞かされているが、父自身も親族や職場で虐待され、傷ついた人生であったことは事実であり、父親を早くから亡くし、母も目が見えず、足も不自由な状態で、父が踏ん張るしかなかった状況であった。

ただその結果、父は家族を歪な構造にし、落ち着いて暮らせる雰囲気どころではなく、職場の荒々しいものをそのまま家庭に持ち込んできた感じであった。
繊細な私は、その雰囲気にいたたまれず、病気になって入院した。
さらに実家と離れて暮らすことで何とか精神的なバランスを保ったと思う。

ネッススの象意は究極的な心の闇、支配力、暴力とあり、まさに父との関係性で生まれてくるものが浮かびあがってくる。
91歳になった父が、自分が無意識に繰り返すことを意識して変革させていくことはもう難しい。
また、過去からも色々ば出来事を通して私や私の家族の選んだ生き方を理解してもらおうと努力したが、悉く裏目となり反って油に火を注いだような流れとなった。
今になってみると父も私が生まれたときは嬉しくて、病院に自転車で向かう途中に電信頭にぶつかったとよく語っていた。
私が幸せに生きて欲しいと願ってはいたが、現実は父の良かれと思ってしたことが悉く私においては苦痛の連続となった。

今回、ネッススとネイタル太陽が合であることを知り、ネッススの存在を意識しはじめたが、やはり私自身のネイタル3室牡牛座太陽を発揮させて生きていくことこそが、父の心の闇、支配性、暴力性を家系に連鎖させるのを断ち切る唯一の手立てではないかと思う。

キロンが天王星との橋渡しをするというのは、私においては、キロンリターンでの出来事をきっかけとして水面下に隠していた要素が表面化し、それが
ネイタル太陽とトランジット天王星が合の段階で引越も含めて大きな転換を体験したことにつながる。

そしてトランジットのトランスサタニアンの3惑星がミニトラインを長く形成し、その1つの天王星がネイタル太陽と合であるということも、今回のユリシスさんの投稿と出会い、フォルス、ネッススとの出会いに導かれたように受け止めている。

言うまでもなく海王星、冥王星に対しては畏れを感じるが、すべての惑星は私をより良く働かすように導いてくれると信じて、現実的な対処はしつつも最後は流れに身を委ねていくしかない。





寒星に胸を開きて息深く


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