日本人の平均寿命の歴史に学び、これからを問う。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
愚者ゆえに、歴史を貪欲に学びたい筆者がお届けします。
日本人の平均寿命についてです。。。
縄文・旧石器時代が15歳前後。
古墳・弥生時代が10~20代。
飛鳥・奈良時代が28~33歳。
平安時代は30歳。
鎌倉時代が24歳。
室町時代は15歳前後。
安土桃山時代は30歳。
2019年の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳。
過去の人たちは、多死で難産が当たり前で、
産後まもなく、母親も死んでしまうケースが多かったようです。
医学がないため、疫病にかかれば、即死亡。餓死なども当たり前でした。
戦闘に巻き込まれるなど、外敵におびえながら日々を過ごしていました。
今のセミなどの昆虫並みに、子孫を残すためだけに生きていた模様。
狩りや農作業の空いた時間のほとんどを子作り行為に充てていたようです。
家族や他人の見ている前でも、お構いなしに性行為をしていたとも。
それほど、命という時間がわずかしかなかったのですね。
娯楽がないので、子作りを快楽だったのでは?と決めつけるのは簡単です。
しかし、わたしたちのように自由な時間すら与えられていなかった人たち。
わたしたちのご先祖ですね。。
昔と今を比較するのはナンセンスですけれども、
少なくとも、わたしたちが今こうして生きている。
それは、命を懸けて、ここまで子孫を残してくれたことについて、
考えてみるのも良いかもしれませんよね。
また、治安の良さ、医療設備や、福祉環境が整い、餓死のない国。
それを当たり前だと思っている日本人。
「税金を払っているのだから、そんなの当然だ」
という考えもあるかもしれませんが、
ほとんどの国民が、納税額以上のリターンを受けていることをお忘れなく。
日本に生まれてきただけで、
「国ガチャ」の勝ち組だと思い知ります。。。
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