大人のADHDの症状とは。あなたはいくつか当てはまりますか?
岩波明氏の「大人のADHD」を読んだ。
第2章、「症状」の中で、非常に興味深い考察があったので、
自分にどれほど該当しているかの判断材料としたい。
もし、あなたや、あなたの身の回りにADHDとされる人がいれば、
参考とされたい。
大人のADHDは大きく二つの症状に分類される。
一つは多動症状であり、今一つは衝動性症状である。
多動症状としては、以下のようなものがあげられる。
【多動症状】
●過度におしゃべりをする
幼児期より、ひたすら、おしゃべりだった。
一度、話し出すと止まらずに先方をよく困らせた。
長電話も多く、最長18時間も連続で話したことがある。
●内的な落ち着きのなさ
常にイライラ感があり、そわそわし始めると、どうにも他のことに手がつかない傾向にあり、物事に集中できなかった。
●感情が高ぶりやすい
学校や会社で、人前で話している最中に興奮して、感情をこめて話したり、
感極まって号泣することもしばしばあった。
当然、周囲の人たちは驚いて対処に困っている。
●自ら多忙な仕事を選ぶ
遂行できない仕事を引き受けて、結果的にどれも完結しなかったことがよくあった。マルチタスクが著しく苦手である。
●薬やアルコールへの依存症
小さいころから病院が好きで、処方された薬の効果が気になって仕方なかった。時として精神安定剤や睡眠導入剤の副作用を半ば楽しむようなフシがあった。
また、アルコールに関しては、仕事中や、時間があれば大量に酒を摂取することも。酩酊状態を楽しむ自分を抑える術もなかったことは否めない。
●目的のない動き(貧乏ゆすりなど)
落ち着かないと、常に体を揺らしたり、動かしていた。
貧乏ゆすりもよく指摘、注意された。
衝動性症状としては、以下のようなものがあげられる。
【衝動性症状】
●易刺激的、短気
刺激を受けやすく、ちょっとしたことで、怒りに震えていた。
また、自分を怒らせる行為や言動をするものを許せなかった。
●思ったことをすぐ言う
空気が読めず、他人が不快に思えることをズバスバと発言して、ひんしゅくを買うことが多い。
人間関係に大きなヒビを入れる火種となった。
●運転中のスピードの出し過ぎ、交通事故
子供のころから、よく交通事故の被害にあった。
不注意から生じたものと察する。
また、成人してからも、たびたび車で追突事故などを引き起こした。
●喫煙・カフェイン摂取
ヘビースモーカーであり、時間さえあればタバコやアルコールに依存。
コーヒーの類はもともと苦手で、余り無縁。
●リスクのある性行動
避妊を一切せずに不特定多数の異性と性交渉に及んでいた。
淋病やクラミジアなどの性感染症に繰り返しかかり、治療に時間がかかるも、それでも止めることは出来ず。
半ば、セックス中毒のような症状もあり、その衝動を長らく抑止できず、こちらもトラブルの元となり、自らの首を絞めた。
●衝動買い
少年期より、欲しいものは絶対に手に入れるという信念があり、万引きをしてでもそれを実行。
また、財布の所持金も分からずに、欲しいものはとことん購入する癖があり、お金がないにもかかわらず、高級品の購入に没頭。
カードを際限なく利用してリボ払いを続ける。
数百万の借金を抱えて自己破産。債務整理に及んだ。
上記の事柄から、わたしは間違いなく、ADHDとしての要件を満たしているようだ。
とにもかくにも周囲に多大な迷惑をかけてしまうので、
自制心と心のブレーキ装置を働かせるよう、意識して生きなければならない。
関係者には本当に申し訳なく思っているし、反省の念しかない。
読んで下さりありがとうございました。良かったら、スキ、フォロー頂けたら励みになります😃
【警告】この文章の著作権は全て私個人にあります。著作権者の許可なく、この文章の全部又は一部をいかなる手段においても複製、転載、流用、転売等することを禁じます。こちらの掲載内容(コンテンツを無断流用した改変の場合も含む)の一切を禁じます。 また、集客・SEO対策目的でのレビュー記事・動画投稿、内容を暴露することによるビジネス行為などの全てを禁じます。これを発見または、通報された場合には当該弁護士に相談の上で、法的措置に訴えます。