慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。このnoteでは…
慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。 4月から新…
慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。 僕の活動の…
私、山岡は、今年4月より慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 KMD の専任講師に着任しました。着任してからも、こういう状況ですから、遠隔で授業を行ったりして…
※内容的にはYoutube配信している番組とほとんど同じなのでそちらを見てもらってもいいです。テッカル #1 リモートワークの未来!03.25.20 新型コロナウィルスの影響で、…
先日の台風19号襲来の前後、スーパーに行けば、多くの食料品は棚から消えてしまっていた。 日常生活でいかに食料があるのが当たり前だったのか。 お腹が空き、コンビニに行…
最近、街なかを歩いていると、明らかに人が設計するには難しいような見た目の建物が増えていないだろうか。例えば、ザハ・ハディド氏が提案していた新国立競技場の案も、コ…
前回では、現在普及している加工技術と手作業の比較を行い、機械による造形速度は驚くべき速さになり、もはや手動である必要は無いように感じた。さて、最先端の研究では、…
東京大学で特任助教の山岡潤一です。 大学では、デジタルファブリケーションつまり3Dプリンタなどの未来のデジタル工作機械に関する研究をしています。今回は、研究中に考…
学生や作家の方、展示などで体験型の作品を制作方々向けの、危険な所や使い方はないかという安全管理のチェックリストです。安全管理と言いつつ、展示全般のノウハウなども…
先月、父親が作った手作りだんじり(祭りなどに使う乗り物)が横転して子供が亡くなった事故が起きてしまった。まだ原因を調査中なので、どういう状況だったか分からない。…
年の瀬なので、2017年を振り返ると、色々とデジタルファブリケーションに関する発明して、特に海外で発表した年でした。 Denverで開催されたCHI では、ピンディスプレイと…
山岡 潤一
2020年6月19日 21:52
慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。このnoteでは、世の中にある色々な素材の面白い性質や使い方などを解説してます。磁性流体 磁性流体は、磁性のある流体です。磁石に吸い寄せられるような振る舞いをする液体ですね。作品の素材としても利用されるので見たことある方もいるのでは
2020年6月12日 10:43
慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。4月から新しく着任したのですが、いきなりこういう遠隔授業前提のイレギュラーなスタートになりました。そして、さっそく授業を持つことになったのですが、それも遠隔でデジタルファブリケーションと電子工作というモノづくりを教えるという極めてハ
2020年6月11日 11:41
慶応大学KMDの山岡です。専任講師としてFuture Craftsというグループを主宰し、新しいものづくりのテクノロジーの研究開発やメディアアートに取り組んでます。僕の活動のアプローチは、世の中にある色々なマテリアル(素材)をよく観察して、実際に触れてみながら対話をして、研究や作品に昇華してます。その素材の観察の仕方や、ハックするノウハウ、そもそもどういった新素材があるのか、といったことを学生
2020年5月31日 20:51
私、山岡は、今年4月より慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 KMD の専任講師に着任しました。着任してからも、こういう状況ですから、遠隔で授業を行ったりしていましたが、その中で今月より、KMDの中に新しくFuture Craftsというリアルプロジェクトを立ち上げました。リアルプロジェクトというのは、大学でいうところの研究会と同じような立ち位置で、学生や企業とともに社会との接点を持ちな
2020年3月25日 12:34
※内容的にはYoutube配信している番組とほとんど同じなのでそちらを見てもらってもいいです。テッカル #1 リモートワークの未来!03.25.20新型コロナウィルスの影響で、日々の生活、日常的な業務を進めるが中々難しい状況が続いている。私もメインの業務は研究者であるが、会議は基本的にZOOMなどを利用したオンライン会議に移行している。ボストンの知人の研究者はラボが使用できなくなり、機材を自宅
2019年10月16日 17:28
先日の台風19号襲来の前後、スーパーに行けば、多くの食料品は棚から消えてしまっていた。日常生活でいかに食料があるのが当たり前だったのか。お腹が空き、コンビニに行けば、食べ物はあたりまえのようにそこにあり、手に入れることができる。これが日常であると思い込んでいたところがあったのかもしれない。少し前から現代の自給自足について考えている。こういった状況からさらに悪い状況になった時、我々は生きて
2018年12月21日 22:13
最近、街なかを歩いていると、明らかに人が設計するには難しいような見た目の建物が増えていないだろうか。例えば、ザハ・ハディド氏が提案していた新国立競技場の案も、コンピュータが設計した形が反映されている。そう、最近は、設計も機械が行うようになってきたのである。前回までは、機械による立体物の造形速度の向上が、人の手作業を遥かに超えているという話で終えた。では設計の工程では、人の役割は完全になくなってい
2018年10月24日 18:07
前回では、現在普及している加工技術と手作業の比較を行い、機械による造形速度は驚くべき速さになり、もはや手動である必要は無いように感じた。さて、最先端の研究では、高速化を目指しているのか、そこに限界はあるのか、どうなのか。やはり日々発表される研究成果でも、立体物を作る際の造形速度を向上させることはとてもホットなテーマである。超高速3D造形現時点での最高速造形技術は、Shusteffらの研究ではな
2018年10月19日 17:03
東京大学で特任助教の山岡潤一です。大学では、デジタルファブリケーションつまり3Dプリンタなどの未来のデジタル工作機械に関する研究をしています。今回は、研究中に考えていた、昨今人工知能などが注目されていて、はたしてものづくり的な視点から人間の仕事は無くなってしまうのか、未来のものづくりはどうなってしまうかなどの思考をまとめていこうかなと思います。まとめの延長に、人と機械の関係性、将来の人の役割につ
2018年7月24日 13:03
学生や作家の方、展示などで体験型の作品を制作方々向けの、危険な所や使い方はないかという安全管理のチェックリストです。安全管理と言いつつ、展示全般のノウハウなども入ってます。博物館の設営マニュアル、遊具や玩具の安全チェック、作成者の経験などからこのリストは作られています。これを守れば安全ということはなく、火気を伴ったり、大型の構造物等は、消防法や建築法なども関わると思いますので、専門家の方に相談し
2018年7月16日 12:54
先月、父親が作った手作りだんじり(祭りなどに使う乗り物)が横転して子供が亡くなった事故が起きてしまった。まだ原因を調査中なので、どういう状況だったか分からない。記事によると台車に木枠を取り付けて、走っていた所、横転して事故が起きたらしい。固定方法や乗り方などの問題もあるだろう。ただ、ものづくりやDIYに関わるものとしては、誰かのために作ったものが、その人を傷つけてしまう道具になるのは、とても悲
2017年12月31日 22:01
年の瀬なので、2017年を振り返ると、色々とデジタルファブリケーションに関する発明して、特に海外で発表した年でした。Denverで開催されたCHI では、ピンディスプレイとバキュームフォームを組み合わせて高速かつ再利用可能な2.5Dプリンターを発表しました。LAで開催されたSIGGRAPHでは、これと回路印刷を組み合わせたツール ActMoldのワークショップ展示をしてきました。オース