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観劇 noteその20「Q:A Night at the Kabuki」
NODA・MAP
「Q:A Night at the Kabuki」
WOWOWの紹介分より
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空前絶後の話題作。野田秀樹とクイーンの珠玉のコラボレーションと、松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳ら豪華キャストで贈る、疾走感あふれる感動の舞台。
劇作家・野田秀樹が世界的ロックバンド、クイーンの名盤『オペラ座の夜』の世界観をもとに作り出した最新公演「『Q』: A Night At The Kabuki」を放送する。今回は、野田が1枚のアルバムに限定して歌詞を徹底的に読み込み、物語をイメージして作り上げた新作舞台。シェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」をベースに、もしロミオとジュリエットが生きていたらという設定で描かれた戯曲だ。
過去と現在のエピソードが次々と入れ替わり、“2人のジュリエット”と“2人のロミオ”が登場する本作。演じるのは、野田作品には2016年の「逆鱗」以来5作品目となる松たか子、NODA・MAP初登場の上川隆也、志尊淳、そして舞台初挑戦の広瀬すずという豪華なキャスティングが実現した。さらに小松和重、羽野晶紀に加え、こちらも初参加の橋本さとし、伊勢佳世、竹中直人という名優が出演している。
ステージに響き渡るクイーンの名曲の数々が、ロミオとジュリエットの美しくも切ないラブストーリーとみごとに融合。時代と運命に巻き込まれた人々の姿を克明に描き出す。第27回読売演劇大賞、最優秀作品賞を受賞した、衝撃の感動作をご覧いただきたい。
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クィーン良いよね~♪
誰もが知っている曲をBGMに使うだけで派手な演出になるし
同じ佇まいしてるだけなのに違って感じれる
ただちょっとクイーンだけって縛りが強すぎったせいか
ちょっとした事でも曲がかかり
ちょっとシーンへの集中なくすと脳裏にフレディー・マーキュリーが現れる
冗談じゃなくて(笑) それくらいフレディー・マーキュリーの映像とセットで曲を聴いてたんだろう
ま、クイーンのアルバム「A Night At The Opera(オペラ座の夜)」からインスピレーションを受けたらしいから 脳裏に存在させるのも狙いだったのかもしれない
松たか子 上川隆也 広瀬すず 志尊淳 橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀 野田秀樹 竹中直人という国内A代表クラスを揃えた舞台
伊勢佳世さんはたぶん初めて観た女優さんだったけど・・・
ググるとめっちゃ美人さん、でも舞台ではめっちゃ怖い
凄いギャップを魅せてくれて一発で覚えました
野田秀樹さんは役がズルい(笑)
1人気楽に遊べるポジションキープして台本だったのかアドリブなのか分からないけど
橋本さとしさんにトンデモナイ下ネタ発言させた瞬間の顔!
あ、凄いいい感じにカメラで顔抜かれてたから台本だろうな~
ちょいちょい現代の名前等出してきて小ボケというジャブを繰り出してくるので
一度で全部気が付いてない可能性もある
何回か連続で観ても同じ満足感を得られそう
そう小ボケといえばエエ声出しまくる橋本さとしさん
キャストが数キャラ抱えた舞台の中で
飛びぬけて反則な見た目で登場した悪い人
出オチだけでは飽き足らず神父の祈りの言葉も全てボケ倒し
二言目には必ずいらん事を言い
終いには扉を開けた瞬間「自撮り棒」で打撃され気を失う事2回
倒れた後にはバーチャファイターばりの連続追い打ちをかまされまくり退場(笑)
別のシーンで出てきた時に「扉を開けたらフワっとして・・」と何度か繰り返してた(笑)
始めに聞いた時はシバかれて気を失う瞬間の事を話してるって気が付かなかったので時間差で笑いました
あとね何でも許されてるのか分からないけど別の役で
たくさんの風船にぶら下がり飛んで登場してきた時には
「あ~~みんなに遊ばれてるな~この人」と妙にホッコリ
(帰る時は自分で閉めたドアに全風船ひっかけて割り散らかす荒業も魅せる)
チラっと話に出ましたが「自撮り棒」を振り回す美人
それが松たか子
アナ雪観てないけど(!?)彼女のお芝居好きで名前を見かけると優先的に観てますが
メタルマクベスの時にも感じたことが一つあって
ちょっとでも遊び始めた時のお芝居が三石琴乃さんに似てる
劇中、めっちゃ真面目なシーン半分ぶっ飛んでるシーン半分
そう半分三石琴乃が舞台上で暴れている(笑)
目的の為なら手段は選ばない撲殺天使
声出して笑いました 何人シバいてんねんと上川隆也もドン引きでした
さ、渋カッコイイ枠の上川隆也
裏切られましたね、相手が松たか子だもん はっちゃけてるもん
残像かかってるもん(笑)
広瀬すずの投げキッスを志尊淳ぶっとばして光の速さで奪い取る姿をみたらね・・
もう冴羽獠にしか見えない
飛び抜けてフザけない(橋本さとしのせいでそう見える)けど
引き出しの多さから さりげなくジャブ撃ってきます
真顔で笑かしにくるタイプです
牛乳ファイトしたら須磨海岸で優勝する事でしょう
ええ、舞台内容全く触れずに書き進めてますが一つだけ書きましょ
途中彼は盲目になってしまいます
そこからはもう、も~凄かった
お芝居に引き込まれた
上川隆也のラストシーンで凄まじい衝撃を受けてしばらく放心してましたよ
声出ました
あ~そういう事か・・そ~なんだ・・と
たぶん観た人は皆このフィニッシュブローでKOされている事でしょう
いろんな舞台観てますが いろんな振り幅のある世界を観させていただきました
下ネタは言えてもキスシーンは出来ないシステム
キスしようとしたら無情に紙を挟まれでブロックされます
面白い演出、自分の感性では出せない遊び方を多くあって・・・
あ、終わろうとしてる・・
直人!!
竹中直人!!!
奇人変人!竹中直人!!!
いつも通り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくつ技持ってるんだろこの方
真似出来ない怪しさ最高です!
最後になりました(忘れてません)
登場から水着で現れた美人さん
正面から観たらたぶん一溜りも無い殺傷能力の持ち主
広瀬すず
舞台ってのはどうしても声を張るからテレビとのイメージが違うけど表情は変わらないから
アップになった時はさすがのお芝居だった
初めて彼女のお芝居観たかも知れない
あとめっちゃ脚キレイ( ゚Д゚)
癖の強い脇に固められながらも自分を出して記憶に残るって凄いことだ
良いもん観たな~
・・でも切なすぎる
まだ観れて無い他のNODA・MAPが楽しみだ