見出し画像

29日から減少に転じる見込み!全国の新型コロナウイルス感染状況(2021/8/28)

 全国の新型コロナウイルス新規陽性者の発表数は22750人となりました(NHK集計)。これで明日の新規陽性者発表者数が23875人以下であれば、1週間単位で見れば減少に転じます。過去感染が拡大したときの日曜日の新規陽性者発表者数は、土曜日よりも12%~18%程度の減少となっています。23875人を超えることはあり得ないと思われます。

発表日別陽性者数(全国20210828)

発表日別増減数(全国20210828)

s発表日別増減数(全国20210828)

 よって明日8月29日(日)には全国で見ても1週間単位の新規陽性者数は減少に転じることはまず間違いありません。東京も順調に減少しています。関西圏は頭打ちになりました。東海圏が頭打ちになれば、減少もペースも上がるでしょう。

 新規陽性者が減少に転じるのを見越してか、マスコミは今度は重傷者数に笑点を当ててきていますが、新規陽性者の人数からすれば、どれだけの割合でしょうか。過去の感染拡大期と比較しても最低だと思います。マスコミには国民の不安を煽る報道をするならば、医師会にもっと新型コロナウイルスの診療、患者の入院について協力させるような方向の報道もすべきでしょう。

発表日別陽性者数(東京都20210828)

発表日別増減数(東京都20210828)

S発表日別増減数予測(東京都20210828)

 最後に提言ですが、政府の分科会や東京都のモニタリング会議のメンバーに、医療関係者だけでなく、私が感染状況の分析に使っている統計学や行動科学の専門家も入れることを望みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?