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減少に転じました!東京都の新型コロナウイルス感染状況(2021/8/25)

 予測通り1週間単位で見た場合の東京都の新型コロナウイルス新規陽性者数は、本日8月25日より減少期に入りました。1週間ごとの増加率は0.95、1週間ごとの増減数では1594人の減少です。今後も1日当たり4000人前後の新規陽性者が発表されてとしても、当面の間この減少傾向は続きます。  
 10月に入れば、40代、50代のワクチン摂取率もかなり上がってきます。この俗に第5波と言われている中では、再び感染拡大傾向に陥ることはないでしょう。
 今後の課題はいかにして20代以下の方々に正しい情報を理解できるように伝え、ワクチンを接種してもらうことではないでしょうか。

発表日別陽性者数(東京都20210825)

発表日別増減数(東京都20210825)

S発表日別増減数予測(東京都20210825)

 全国で見ると東海圏、関西圏が未だ頭打ちとなっておりません。しかしながら、大阪道頓堀のライブカメラを見ると、だいぶ夜の人出が減っていますので、関西圏は直に頭打ちになるでしょう。「大阪2000人ショック」が効いていると思います。東海圏については、だらだら増加を続けており、名古屋駅周辺の人出も、顕著な減少が見られません。「東京5000人ショック」や「大阪2000人ショック」の様な人々の心に響くものがなければ、急速な減少は望めないでしょう。
 ただし、今後首都圏の新規陽性者の減少により、全国的に見ると23000人から24000人で推移したとしても、早ければ今週土曜日28日から減少に転じます。

発表日別陽性者数(全国20210825)

発表日別増減数(全国20210825)

s発表日別増減数(全国20210825)

 人口の多い都道府県で東京の次に減少に入るのは埼玉県でしょう。明日8月26日の新規陽性者発表数が2167人を超えなければ、1週間ごとで見ると減少に転じます。埼玉県の1日あたりの新規陽性者発表数の過去最高値は2170人ですので、減少期に入った今、本日の1614人からこの人数を超えることはまずあり得ないと思われます。

発表日別陽性者数(埼玉県20210825)

発表日別増減数(埼玉県20210825)

s発表日別増減数(埼玉20210825)

 さて9月12日での緊急事態宣言解除は、東京都で9月10日当たりでも新規陽性者が1700人前と推測されますので、難しいところでしょう。ワクチン効果が高齢者以外にも広まってくれば、1、2週間程度の延長で済むと想われます。
 この後ハロウィン、忘年会、新年会、送別会と続きます。まずハロウィンでの新規陽性者の増加を抑えるのが、次の課題となるでしょう。

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