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いつのまにか社会人

久しぶりに自分のnoteを開いた。
以前に書いたのは2020年と、4年前。

なんとまあ、放置したこと。
というかこのnoteも2月に一度書いてから5月まで放置していた……。

この空白の間に
社会人になり働き始め、
やめていた陸上を再開して、
47都道府県の旅行を制覇し、
祖父の家で飼っていた愛犬は空に旅立ち、
ハイキューの映画が公開された。
(2020年の投稿がハイキュー連載終了を受けてのものだった)

新しい出会いも別れもあり、変わったこともたくさんあった。
でも変わらないものもある。

今回はそこを振り返って、今の私について書いてみようと思う。


変わったこと

①個人から組織へ
いつの間にか社会人になっていた。
もちろん就活をして、卒論を書いて、卒業式や入社式を経ている。
けれど学生から社会人になった途端に見た目が大きく変わるわけでもなく、レベルアップした!というのでもない。
大きな階段を上がったというよりも、非常になだらかな坂をゆっくりと、休憩したり時には戻りながら進んで行った結果という気がする。
だからいつの間にかと感じるのかもしれない。
だが、個人という立場から(大学というのは私にとって組織というより一括りに“学生”という認識だった)会社の一員という責任感や立場を持った。
一見すると嫌なことや面倒くさいことかと思われるかもしれないが、そうでもない。私という人、1人があることをしたいと思っても現実的に難しいことでも、会社としてであれば社内外で提案して通ることがある。そういうとき、楽しさを感じる。

②生活

「授業、遊び、バイト、旅行」という生活をしていた学生時代から「仕事のある平日と休日」という社会人、会社員へ。
幸い、仕事帰りや休日に自分の時間は確保できるので趣味を楽しんだり遊んだり。そこは思っていたよりも学生時代より大きく変わらなかった。むしろ、大学時代は辞めていた陸上をここ数年で再開したほど。休日のメリハリがつくし、やっぱり陸上は楽しい。
ただし!辛いことが2つ。
1つ目。
旅行好きの私にとって休みが世間一般と同じなのは辛い……!!!!
混んでいるし、価格は高いし、長い休みは取りにくいしと不満は多い。学生時代に北海道周遊でも海外でも行っておけばよかったなぁ、という後悔はある。もし学生の方がこれを読んでいるなら、長期間の旅行にいくことをおすすめする。
2つ目。
週に5日働くって、辛くない?社会人って大変。
バイトでは基本的に週3〜4日。6連勤することもあったけれども、その分1週間シフトに入らないなど調整していた。
それが社会人になってみれば平日は働いているのである。あれれ。
仕事内容自体はいい。人もいい。やりがいもある。けれど、そもそも週に5日働くって何?みなさん凄すぎない?上の年代の方々には尊敬しかない。早く週休3日の世の中になるのを祈るばかりだ。

変わらないこと

①読書
私は子どもの頃から本が好きだ。年に120冊以上、つまり3日に1冊は本を読むくらいの活字中毒。
小説がほとんどだが最近はエッセイや詩集も読む。
社会人になったら自分の時間が取れなかったり気力が湧かなくて本から離れてしまうのでは……と思っていたが杞憂だった。
通勤時間で読んだり、夜に読んだりしている。
でもこれは本に対して「読まなければ」という意識ではないからかもしれない。気分がのらないときや忙しいときは1週間ほど空くこともある。
「読み始めたら読み切らなければ」とも思っていないので、合わないと思った本はしばらく置いておいて数ヶ月後に読んだり、他の本と併読したり、図書館本だったら返却したり。
ToDoではなく、あくまで趣味と割り切っている。もはや習慣と言ってもいいのかもしれない。

②価値観
「安定」の上で生きたい。そしてその上で「刺激」が欲しい。
それが私の生活の考え方だ。こうした考えは価値観や軸とも呼ばれると思う。安定と刺激は矛盾しているじゃないか、と思った人もいるかもしれない。
いいや、違うのだ。
仕事なり心の余裕なり経済的余裕なり、そうしたものが安定した土台の上で生きるからこそ、刺激が刺激であり楽しさがある。どっしりとした根があるからこそ、枝葉は分かれて花を咲かせる。そしてそれは、決して1人で得られるものではない。家族や友人などがいてこそである。
「臆病だ」と言う人もいるかもしれない。
でも私はこの価値観だ。変えたいとも思わないし、誰かにこうなってほしいとも思わない。
皆それぞれでいいんじゃないだろうか?

最後に

変わることがいいのか、変わらないことがいいのかは分からない。そこを議論するつもりは全くない。
でも過去と現在を振り返って、“今の自分はこうなのだ”と認識することは、生きていくうえで少しだけ呼吸しやすくなるかもしれない。
今回noteを書いてみてそう感じた。


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