Jumping islanders 34
1.やなせんぱい
今日は多くの後輩と話した。
いま何がんばってんの?
進路はどうすんの?
あぁそう。
なんて、他愛もない話をしてたり。
2.アドバイス
就職したいの?
じゃあインターンはちゃんとやったほうがいいね
インターン頑張っておいたら
履歴書にかけるから!
後輩が必要な言葉をかけてあげられなかった。
インターン頑張った方がいいなんて
聞きたくなかったはず。
今自分は将来に対してどんな考えをもっているか
どんな大人になりたいかを
後輩は話したかったはずなのに
俺のアドバイスなんて必要じゃないのに。
間違いなく今日じゃなかった。
今日話したことは間違いなく今日言うべき
じゃなかった。
3.絶対
僕自身
絶対っていう言葉が好きじゃないのに
今日は使ってしまった。
自分の話ばかりで
人の話を聞けばよかった。
俺の頃は…
コロナ前は…
無意識に口に出して
昔に執着してしまっている。
参考例なんて欲していない。
‘必要とされている時に与えてあげれば良いのだ。’
4.デリカシー
人の気持ちを考えずに
誰かを傷つけることを
たまに実感することがある。
相手が嫌な気持ちになるのはわかってるはずなのに
もう言葉は先に出てしまっていて
止まれなくなるあの感覚。
すごく背筋がゾッとする。
俯いてしまう。
目線が下に言ってしまう。
またやってしまった。
5.追われる
僕らまた
追われる日々に戻るのか。
日曜の夜の焦燥感はいつになっても慣れない。
あぁ、明日も仕事。
明日も学校。
明日も型にはまった自分をつくる。
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