20/21スキージャンプW杯 Oberstdorf 予選レビュー
暴風雪のOberstdorf
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予選の終盤は嵐という言葉がぴったりでした。
9mを超える突風、ザンザン降りしきる湿った雪。飛型審判も飛んだ飛距離を把握できておらず、点数の付け方が微妙な時もありました。
湿雪により助走路に雪が張り付き、スピード以上に抜けが悪く、風も追い風、1人も気持ちよく飛べた選手がいなかったのではないでしょうか。
4HT中の予選は重要です。この期間は1本目にKO方式を採用しており、予選の順位によってスタート順や対戦相手が決まります。
一方でポーランドチームがコロナ隔離による棄権が決定しており、予選落ちする選手が少ないため、運営は雑でした。
「とりあえず選手を飛ばせて終わらせよう」というのが見え見え、後半の超一流選手は悉く叩き落とされていました。
1本飛ぶのに1時間半以上かかり、見ている方も大変でした 笑
誰も怪我がなくてよかったです。
そんな紆余曲折あった予選は無効
コロナ禍で隔離されていたポーランドチームの抗議が通り、予選が無効になり本日の本戦に全員出場できるようになりました。
詳しくは把握していませんが、陽性だったMuranka(POL)が偽陽性だった感じなのかな?何度か検査して陰性が複数回出たようです。
仕切り直しにから始まるコロナ禍の4HT。
波乱の予感もします。