「限界集落」ならぬ「限界スポーツ種目」
今日の昼。
プレジデントオンラインでこんな記事を見つけました。
限界集落からもじった
限界スポーツ 種目という言葉
その筆頭に上がったのがスピードスケートとスキージャンプでした。。。
晴天の霹靂
そんな記事を読んだ数時間後に飛び込んできたのが
スピードスケート競技の名門実業団である
日本電産サンキョーの廃部が決定したそうです。。。
4年前は社長自らがポケットマネーで多額の報奨金を出すといった
大盤振る舞いをみせていました。
多くの現役選手を有している実業団チーム。
トップ選手の内定も決まっていました↓
北京五輪代表の堀川選手。
高校の卒業式で競技に向けて前向きな発言をしていますが
この日に,内定先であったスケート部が廃部となりました。
五輪が終わって隔離明け,連絡が来てなかったのではないでしょうか。
おそらく,急転直下に廃部が決まったように感じました。
受け手の消滅
今年度,FC東京のバレーボールチームの無期限活動停止
そして今回の日本電産の廃部。
スキージャンプで言えば,直近は8年前の日本空調サービスの廃部でしょうか。。。
続々と実業団チームがなくなっています。
大人になったらプレーすることができない。
プレーヤーがいないスポーツを,子どもたちが始めようと思わないでしょう。。。
私がいうのもなんですが,スポーツを続けるのは難しいなと強く感じました。
まず生きていく
そもそも長引く不況の中
日本で娯楽に興じる,ということ自体が
年を追うごとに難しくなっているのかもしれません。
まずは,生きていく手段をしっかりと確保して
そこから始まるのが娯楽である活動。。。
そもそも根本的な考え方を
改めなければならないような気がしてきました。。。
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私の好きな映画「コーチ・カーター」に
「部活動は学業を収めた上での恩恵活動」みたいなセリフがありました。
学生の本分は学業、社会人の本分は経済活動だと思うので
ズシリと胸に刺さります。