21/22 スキージャンプW杯 Oberstdorf フライング プレビュー
色々ありまして、毎日投稿を諦めました。
このシリーズも見れるかわかりませんが復帰です 笑
フライング3連発の真ん中、Oberstdorf。
ご存じジャンプ週間の開幕戦と同じ場所。
ここにはフライングヒルも聳え立っています。
現行、飛べるフライングヒルは世界に4箇所。
五輪シーズンにその3/4のフライングを周る
しかも3週続けて連チャン。
中々ぶっ飛んだスケジュールだと思います。。。
3年ぶりの地
このOberstdorfのフライングが使われるのは3年ぶり。
3年前といえば、言わずもがな
スーパー陵侑が襲来し、ジャンプ界を席巻した年です。
3年前の順位表がこちら↓
私の記憶が正しければ
このフライングの前に微妙に調子を落としていた陵侑。
3週続けて勝利がなく、不安に思われていた中で
靴を変えたとかの理由で復調し、表彰台の真ん中に返り咲き様式美を完成させました。
正直、この1戦目の成績がそのまま明日明後日の試合に反映されても
不思議はありません。
一方で2戦目のように、あっという間に勢力図を書き換える力があるのもフライングの怖さと魅力。
春風が吹くOberstdorf。
ナイターとはいえ、順位に大きく揺らぎを起こすことは考えられます。
試合展望
ちょっと難しいですね。。。
先週ほどスロベニア勢が猛威を振るわないとは思いますが
Zajcは前回2戦目の覇者。
安定して飛んできそうなのはKraftだけでしょう。
Geiger、陵侑、ノルウェー勢は正直出たとこ勝負。
確実に上位を射止めてくるとは言い難いでしょう。
心配なのは陵侑。
数々の勝利を生み出してきた、魔法のような後半の伸び。
あの伸びをVikersundで見せることができませんでした。
まさか、あの伸びを封じれるジャンプ台があるとは、個人的には夢にも思いませんでした。
あれを見てしまった以上、優勝候補に挙げるのは中々難しいと思います。
一方で総合優勝を争うGeiger。
ここは生まれ故郷とはいえ、ぶっ飛んでいった経験はありません。
ブレーキ気味の陵侑に対して、地元ブーストがかかれば
総合優勝に向けて優位な状況で得意のPlanicaに入ることが可能となります。
テストジャンパー達
地元のコンバインド選手を含めて
国内外から多くのテストジャンパーが集まり
非公式ながら200mはおろか、234mというスーパージャンプを見せたノルウェーの選手もいました。
ちなみにコンバインド勢もFaisstが227.5mという記録を出しています。
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正直、強くプッシュすればドイツの女子選手はテストジャンパーで飛べたのではないだろうか?
いや、ドイツに限らず、選手とコーチ双方にモチベーションがあれば
スロベニア、ノルウェー、オーストリアと各国女子のエース級であれば
今回来ているテストジャンパーの選手達よりも、女子選手の方がレベルが高い可能性を秘めています。
過去にDanielaとAnetteが飛んでいるので
「飛んではいけない」というルールがあるとは思えないので
意外と現場がフライングに対して慎重なのではないかと、勘繰ってしまいました。
来週はフライング王国スロベニア。
先週、シーズンを終えているスロベニア3人娘。
然るべき準備をすれば、飛ぶチャンス、試合へのアピールができると思います。
が、雰囲気的にテストジャンプをやりそうな感じは
今日まではまだありません。
色々あって、シーズンが打ち切られているので大チャンスである今シーズン。
私が本人達なら、シーズン終了したとはいえ相応の継続した陸トレを積み、猛プッシュします 笑
そんなところにも来週は注目です。