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22/23スキージャンプW杯 Wisla 予選レビュー

私の練習拠点である蔵王。


アリオンテック蔵王シャンツェ

こちらも現在行われているワールドカップと同じ仕様。
すなわち助走路は氷、着地地点はプラスチックに模様替えしました。

ただし、日光や高温で氷の状態が悪くなるため
飛べる時間は7〜9時、17〜19時となっています。

その両方の時間帯で練習しようと思うと
今週は趣味のワールドカップ観戦が、中々難しい状況です。

故に、昨日の予選はライブでは見ていません。。。

今日もどうなるかわかりませんね。

魔風Wisla

ここの予選は全く当てにならないよなー
と思っていたのですが

昨シーズンは予選と本戦の勝者が一緒でした。

とはいえ、全体的な順位は全然違うので
まずはアンラッキーな風を引かないことが重要でしょう。

雨が振りしきっていたWisla
助走路の滑りが氷っぽくなく、ヌルヌルしているだけ
みたいな状態がなんとなくイメージできます。
前日のフリー練習とは状態が違ったでしょう。。。


そして、この日は追い風基調で
混ざってくる横風がWFの点数に影響を与えていたように見えました。

おそらく、今日の本戦も同じような条件になりそうです。


そうした中で、点差はわずかながら下馬評通りKubacki(POL)が予選を勝利しました。
失敗が少なそうなので、魔風を引かなければ表彰台は間違いなさそうです。

日本チーム

中村直幹が11位。
中盤で良い風を拾ったっぽいスキーの動きで、上々の順位となりました。
特別調子が良いわけではないと思いますが、やはり経験値が高いです。

小林陵侑は17位。トップ10の時に雨が強くなり
さらには時折難しい条件となり
何人かを叩き落としていました。

タイミングもかなり早く、スキーもばらつき、良いジャンプとは程遠かったですね。
ゲートでの表情もだいぶ緩かったのが印象的でした。

小林潤志郎さんが19位。直幹と同様に中盤で良い風を受けていました。

二階堂蓮が27位。雨での滑りにやや手ずったのかもしれません。

43位と44位タイに佐藤慧一と佐藤幸椰。やはり中々厳しそうです。

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数年もすれば慣れそうですが、サマーグランプリというカテゴリーがある以上
中々、ワールドカップという意味では違和感が強いですね。

今季は特別時期も早いので、その影響もあるでしょう。

また五輪後のシーズン、ルール改正直後など
全体的に試運転感が強いです。

個人的に気持ちが3週間後のRukaに向いている気がします。

男女ともに、そうしたふわふわした感じを払拭する熱い試合が見たいですね。





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