20/21スキージャンプW杯 Lahtiプレビュー
ノルディック種目大集合
ジャンプ、クロカン、複合、全てのワールドカップがここLahtiで行われます。
この場所で行われるワールドカップは、シーズン佳境のイメージがありますが、今年は1月中旬。早いなという印象です。
この場所も風が吹き荒れるイメージ。風が強すぎて中止やノーマルヒルに変更なんていう記憶もあります。
ジャンプ台の規模を示すHSが130mと、ワールドカップが行われる台にしては小さめ。
そのため一見パワーがいるジャンプ台にも思えますが、結構ノルウェーの選手が強い印象があります。
団体戦
特にここでも団体戦があり、先週の個人戦の流れから行けば、団体戦に関してはノルウェーが強いはずです。
もちろん、先週に圧倒的な力を示したポーランド、勝ったオーストリアにも目が離せません。
ドイツも先週のようなことにはならないと思います。
風の悪戯を加えれば、面白い団体戦になるのではないでしょうか。
佐藤幸椰、小林陵侑、共にこの台は相性が悪くない印象があるので、小林潤志郎さん次第で勝負に絡めるかもしれません。
個人戦
Granerud、Lindvikのノルウェーの両翼を挙げとけば間違いは起こらないでしょう 笑
ベタですが、やっぱり来ると思います。
またTandeが去年3位に入ってたりするので、とりあえず、ノルウェーの誰かが表彰台には上がるはず。
ここで力を出しておきたいのは、この台と相性が良いGeiger(GER)。そして、勝利を掴みたいLanisek(SLO)も挙げておきます。
日本チームは、再びトップ10に2人送り込みたいところ。どちらかが風を掴めば上位を窺えるはずです。風に見放されると厳しいでしょう。
佐藤慧一と小林潤志郎さんも風を掴んで上位進出を見たいですね。
さて、中村直幹はメンバーから外れここでも岩佐勇研を起用してきました。
岩佐勇研にとっては小さめの台なのでチャンスだと思います。
しっかりと自分のジャンプをしていきたいですね。風に泣かされる展開は見たくないです。
中村直幹は来週は出れるんですかね?2試合に全てを託すのか。諦められてしまったのか。詳しくは分かりません。
いずれにせよ、Zografski(BUL)は参加しないので、前回挙げたフィンランド、エストニア、スロベニアの3選手に注目しつつ、試合を見守りたいですね。