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《餃子の王将》 今は無き、FC1号店

《 餃子の王将 オリジナルメニュー探しの旅 》
餃子の王将は各店舗の店長さんに裁量権があり、地域や客層に合わせた独自メニューを自由に作ることが許されている。そんな王将のオリジナルメニュー探訪の、華麗にて波乱なる日々の記録である。


餃子の王将 中立売店(FC1号店) ※閉店

四条大宮の1号店(直営)に注目が行きがちだが、フランチャイズの1号店 中立売店(51年目を迎えていた)も魅力的でした。ほんの10ヶ月前まで営業してたんですよ。

京都市・上京区 中立売店(FC 1号店)
※2023年6月30日閉店
京都市内の店舗なので「景観条例」で看板は最小限
街に溶け込んでいる
駐車場は道路を挟んだ向かいに2台(うち片方は軽専用)
このビル自体は昭和58年秋に改装して建てられたもの
食品サンプルは綺麗
中立売店はオリジナルの定食メニューを設定している
最後の数年は公式で2〜3回価格改定があったので何度も貼り替えられた

・焼めし 473円
・餃子W 484円
・瓶ビール 528円

このメラミン食器もクラシックFC店の味わい
中立売店の餃子
中立売店の焼めし

ここの焼めしはご飯感が強いので、炒飯でなく“焼めし!”なのだ。良い意味で家の焼めしな感じだが、それが良い。濃いめの料理が捗る系。

最近はメラミン食器と新しい餃子皿と混在していた
京都市内で最後まで残っていたクラシックなFC店

昭和47年2月5日オープンのフランチャイズ1号店。
51年目を迎えた2023年、
4月6日~5月15日臨時休業
↓延長
5月31日臨時休業
↓延長
6月末まで休業(再開時期未定)

そのまま開くことなく閉店してしまった…。


2023年6月頃の様子

2023年6月頃の外観
休業の延長が繰り返されていたので様子を見に

店先の食品サンプルも片付けられている。ほ、本気だ! これまでの経験上、休業のまま閉店しちゃう(6月下旬に、「6月30日をもって閉店いたします」となる)ことも多いので、そのパターンになりそうで心配していた。


予想通りそのまま閉店…


2023年10月頃の様子

2023年10月頃の外観

テントは切り取られ、頭上の看板も外されている。中を覗き込むとカウンター席は当時のまま残っている。カウンター上のメニュー表も残ってましたが、2022年2回値上がりがありましたが、それを上書きする紙が貼り重ねられており翻弄されてた様子が生々しく残っている。

右隣の屋根が傾き崩れそうだった古い町屋も取り壊され更地になってました

そんなわけで、昭和なクラシックFC店(FC 1号店)が閉店した。京都市内からFC店が一瞬消滅しましたが、2023年5月16日に伏見区の醍醐店が直営店からFC店(株式会社 光世さん)へ生まれ変わり、辛うじてFC店が1つ残る。クラシック感はない。ちなみに大東前社長の息子さんが鍋を振る店。

昔ながらのクラシックFC店。フランチャイズの70歳定年制もあり、ここ数年激減しつつある。滋賀・大阪・兵庫にはまだありますが、2代目が引き継いだりリニューアルしたり色んなタイプがあります。昭和な雰囲気を残していた店舗、いつまで有るか分からないので有るうちに行くことをお勧めする。


餃子の王将 中立売店(FC 1号店) 2023年6月30日閉店😇
〒602-8281 京都府京都市上京区中立売通浄福寺西入る加賀屋町405
11:30~20:30(ラストオーダー20:20)
定休日/月曜日
20席
駐車場 2台
1972年年2月5日オープン

※instagramで投稿しているものを再編集しつつ、こちらに移していくので過去のアーカイブが含まれます。そのため、現在閉店した店舗、無くなったメニュー、来店当時の価格表記になることをご了承下さい。
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