《餃子の王将》 焼めし大が、山2つ盛りの王将
《 餃子の王将 オリジナルメニュー探しの旅 》
餃子の王将は各店舗の店長さんに裁量権があり、地域や客層に合わせた独自メニューを自由に作ることが許されている。そんな王将のオリジナルメニュー探訪の、華麗にて波乱なる日々の記録である。
餃子の王将 八日市店(FC)
株式会社ウイングスさん経営のFC店。
1981年 近江鉄道の八日市駅前にて創業。
1983年 現在地に移転。
この地に移転してから、2023年12/22に40周年を迎えた。
以前は、真隣で「第一旭」のラーメン屋を同時に経営。店内でつながっており双方で双方の注文が出来る非常にトリッキーで異色の王将であった。現在も隣へ行くドアの痕跡が残っている。
年季の入った店舗だが、昨年12月にリニューアル。二代目オーナーさんに引き継いでから、自動精算機やEV充電スタンドが設置される等、新たな進化を見せている。
そして、この八日市店の焼めしの大盛(+143円)は、山が2つと珍しい。
参考までに、通常の焼めし大は中華丼鉢に山が1つである。
1つ食べても、まだもう1つあると言う嬉しさがるではないか。
そしてこの八日市店、味も抜群に美味いのだ。確実に美味いものを食べたい時、ハズしたく無い時はわざわざ食べに来たい店舗である。
マジックパウダー(揚物用塩)の小皿の添え方もたまりません。通常の店舗ではキャベツに「キユーピーエルドレッシングフレンチ(赤)」がかかっているが、こちらはマヨネーズ。それが良い。
王将は、2022年5・14の価格改定でグランドメニューのいくつかが値上げ。そのタイミングでレシピも改良されました。唐揚げもその一つ。衣が竜田揚げ的な白い粉吹きタイプでサクサクになりましたが、八日市店もそのアップゲレードに対応してました。
ちなみに、キムチ焼めしの大盛はこんな感じ。
キムチに水分がある分、山はしっとりなだらかだが、確実に山2つだ。
こちらのムーシーローも独特だ。色も茶色系だが、ネギの代わりに絹さやが使われている。
西日本のムーシーローをはじめとした野菜炒め系の青物は、青ネギ。東日本は絹さや(昨今は青梗菜に変わった)が使われているが、これは青ネギを食べる関西と白ネギを食べる関東の食文化の違いによるものだろう。
滋賀県の八日市店は、当然西日本だが絹さやが使われており珍しい。天津飯の餡も、京風ダレも可能だがデフォルトは甘酢を提供している。
ちなみに、鹿児島 餃子の王将のヤキメシ大は、公式に山2つ盛りである。
そんな八日市店
オーナーさんが二代目に引き継ぎ、色々若いセンスでシックにリニューアル。
【気づいたリニューアル箇所】
・屋根看板は、立体タイプから平面タイプになりライトな感じに。駐車場周りの看板も一新。
・屋根と外壁は、白から2色のグレーでスタイリッシュに。
・スロープの設置でバリアフリー化。
・自販機は2台から1台になりシンプルになった。(元々3台あった)
・大型液晶モニター2台設置。
・持ち帰り用の生餃子を大容量収納出来る大型冷蔵庫が待合スペースに設置され、使い勝手良さそうだ。
・カウンターの手すりの塗装。まだ塗り立てで色が生っぽかったが、お客さんの日々の摩擦で落ち着いてくると思われる。
・カウンターチェアの張り替え。
・テーブルとイスは無垢の木の雰囲気のあるものに。タブレット用の充電スタンドがあり、準備中の様だ。
・制服は、白地に黒のアクセントのカフェ風に。帽子は黒のキャスケット。
・トイレも改装され綺麗に。
・食品サンプル棚に、オープン・クローズドの可動式サインボード。
などなどリニューアルされてました。
オーナーさんが二代目に代わり、その二代目の色に生まれ変わりつつある八日市店。そんなドラマを感じることが出来るし、今後の進化が楽しみだ。
京都からそこそこ距離があるので、そうバンバン通えないが、また定期的に来たいお気に入りの店舗である。
※instagramで投稿しているものを再編集しつつ、こちらに移していくので過去のアーカイブが含まれます。そのため、現在閉店した店舗、無くなったメニュー、来店当時の価格表記になることをご了承下さい。
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