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ニューヨークで感じた日本との違い

ジュンペーです。

だいたい20日間のニューヨーク滞在を終え、日本に帰ろうとしてるとこです。

楽しかったー!機内でメインテーマのnoteバリバリ書くぜー!待ってろ日本ー!的なテンションでわりとギリギリに空港(そもそも危なかった)に到着したんですが、AMとPMをミスるという小学生ばりのミステイクをしてしまい、飛行機は半日前にすでにお飛び立ちに。
おかげさまで代替えの便を待つまでの13時間、空港で暇になってしまいました。

ということで、この時間を利用して元々書く予定ではなかった項目についてのnoteも書こうかなと思います。

今回「人が集まる場所を作るためニューヨークでそれを学びたい」という目標を掲げることでポルカを使い、合計15万円ほど支援していただくことでニューヨークに来ることができました。

掲げた目標を達成するため、より深く、リアルなニューヨークを知る必要がある、ということで、観光客というよりは、出来るだけそこで暮らすように、生活者的な目線で滞在できるように意識しました。

「人が集まる場所」に、関するnoteはまた別の形でまとめているんですが、

そのテーマとは別に、生活者的な目線だからこそ得ることができたであろう

◇建築物
◇ファッション
◇マインド
◇アート
◇決済方法
◇フード

の6つの項目について、感じたことをまとめていきます!

◇建築物

ニューヨーク、タイムズスクエアやらエンパイアステートビルなどが集まるマンハッタン地域を中心にとてつもなく大きなビル、駅、公園、が所狭しと存在しています。

その大きさもさることながら、一つ一つのお金かけられ方がえげつないなと感じました。
例えばグランドセントラル駅にあるこちらの時計台。何の気なしに置いてあるこれだけでもなんとオパール製で1000万-2000万ドル(9億2000万円―18億4000万円)相当の価値だったり。意味不明です。

基本的にヨーロッパっほい、ギリシャっぽい感じの見た目。
大理石が使用されていて、豪華絢爛、煌びやかかな内装。
そのどれもが何百年も前に作られていたりするから驚きです。

経済的な日本との違いもあるでしょうが、おそらく考え方として「良いものを長く使う」があるんだと思います。(また地震が日本に比べて少ないというのも理由のひとつみたい)

しっかりした作りなので色を塗り替えるだけだったり、ちょっといじるだけで様になる。なので、レンガとガラスが上手いこと共存したりしており、新しさの中に古き良きものがしっかり残されていてとても素敵だと感じました。

また古いものだけでなく、あんなにビルだらけなのにまだまだ新しくビルが建ち続けていたのも衝撃でした。

それらの新しい近代的なデザインのビル、古く豪華絢爛なヨーロッパ的な建物がうまく共存してる様は独特です。

さすが、世界一の国、世界一の都市、といった感じでその規模感に打ちのめされました。

◇ファッション

ニューヨークといえば最先端、奇抜といったイメージを勝手に持っていたんですけど、意外とみんながみんなそうであるというわけではないんだな、という印象でした。

真冬はマイナスが当たり前の世界なので、おそらく日本人と根本的な体の機能が違うんだと思いますが、日本の秋〜冬くらいの寒さにもかかわらず平気で半袖短パンの人がたくさんいました。

ただ。ラフながらも、色遣いや柄においてはみんな気を使ってる気が。

基本、柄のないシンプルなファッションの人が多く、モノトーンな感じ。

いわゆるノームコア的なファッションスタイルで、そこに足されたとしても一色。カバンの色と靴下を合わせたり、またはその一色だけしか身につけなかったり。(全身青、とか全身黒、とか)

シンプルイズベストって感じでした。

てか、これはファッションだけでなく、お店に関しても同じで、

窓枠の色と店内の家具の色、食器の色が全く同じ、というように

テーマとなる一色をきめて、あとは出来るだけシンプルに色味を抑え、テーマとなる色を強調するような。

とても印象に残りやすく、あそこといったらあの色!あの人といったらあの色!みたいな感覚。

とてもわかりやすく、洗練されたかっこよさがありました。

また好まれるサイズ感が日本と全く違いました。

今、日本はビッグシルエット、サイズは大きければ大きいほどいい、みたいな感じだけど、こちらの人はピッチピチ。体のラインを出すためのようです。ただ、たとえ太っている人もぴっちりしたサイズのものを身につけていました。 (体型に対する自信?もしくは気にしなさ?)

だからTシャツなどは小さいサイズから完売、L以上は残ってるけど、SとMはない、みたいなことが多々ありました。日本だとわりと真逆なのに。。。

日本人は小さい、かわいい、白い、子供っぽい

どちらかといえばキュートなものがウケ、いいとされる一方で

**アメリカ人は、スレンダー、美しい、焼けてる、大人っぽい **

というクールさが正義、という印象でした。

なので日本人の留学してる友達もどちらかといえばそういうファッションや化粧に変えたって言ってました。

また、現地人が暮らすように滞在する、がテーマだったので、泊めてくれた友達の大学に遊びに行ったりしたんですが、ほんとみなラフ。

話によれば、大学生は基本学校が作ったTシャツやパーカーを着用(スタンフォード大学とか書いてある、お土産とかにされがちなあれ)、わりと髪もテキトー、逆にしっかり革ジャン着たり髪セットしたりしてる自分が浮いちゃう感じでした。

キメるときはとことんキメる。普段はテキトー。みたいなスタンスっぽいです。

◇マインド

**とにかく自由!俺は俺!お前はお前!なアメリカ。 **

やっぱ移民の国、世界でイチバン人が集まる場所とあってカオスで本当にいろんな人がいました。

人種も違うし、考え方も文化も、信じるものも、経済状況も、**何もかもが多種多様。 **

違って当たり前。違わない方がおかしい

違うからっていちいち気にしていたらたぶん気が狂ってしまう。

だからみんな個人主義的で、周りなんか気にしない、という感じです。

歌いたいときに歌う
笑いたいときに笑う
嫌なときは嫌という

とにかく喜怒哀楽、しっかり感情を表します。その姿は「空気を読む」全体主義的な日本とは正反対。

変な人がいても無視するし。じぶんがいくら変なことをしてもほっとかれる(寛大?? )

いかにも自由、自分らしく生きているという感じがします。

だから曖昧な回答は「??」って顔されるし、自分をどんどん主張しないと不利なっちゃうことが多いように感じました。

ただまあそれが悪い方に働いてか、基本公共交通機関の時間は守られないし、遅れるのも当然、謝罪なんてもちろんありません。

あれ、、、ちゃんとしてる日本の方が異常、、、?って何回も思いました。笑

これもアメリカ人が何事にも寛大である一つの要因かもしれません。

個人主義は、島国である日本ではなかなか受け入れられにくい感覚なので、日本においては個人主義的な人は敵を作りやすいだろうなと感じました。その一方で、自分の主義主張が明確なので目標を達成しやすかったりするのかな〜とも思ったり。

どちらにせよ、強い意志、強い想いが必要な気がします。

**ただ僕は、個人主義的なアメリカはとても人間的でいいなと感じました。 **

◇アート(絵画•造形の鑑賞)

とにかくアートの敷居が日本に比べて低い。
美術館博物館はニューヨークに住んでる人であれば基本タダみたいなものだし、ワシントンに関しては誰でもタダ。すごい。

街中にもたくさんのアートが溢れているし、ミュージカルなどの舞台もいたるところで行われています。

特に、アートの中でも絵画に対する認識が日本とかなり違うと感じました。

日本だと、美術館やインスタレーション、展示会的なものって、基本有料。

だから週末美術館行こうよ!なんて話になりにくいし、それらはどちらかといえば高尚で、敷居が高く、自分たちにはわからないものだと考えがちです。

ニューヨークに留学してるジュンというたまたま仲良くなった友達がいて、彼は週末は一人で美術館で過ごすことが多い、と言ってたのが印象的でした。

美術館の作品はコロコロ変わってるから見てて飽きないし、そもそも量が膨大。

その日の気分によって見る場所、好きなものが違う、だから面白いんだよ〜みんなそうやって美術館つかってるよ。とのこと。

**イヤホンで音楽を聴くように、映画館に映画を観に行くように、スキマ時間に本を読むように。 **

生活の中に自然とアートが溶け込んでいる感じがありました。

◇決済方法

日本でも徐々にキャッシュレス化が進んではいるものの、ニューヨークではほぼスタンダードという感じ。

クレジットカードが使えないお店なんてないし、なんなら現金を使えない店を多く見かけました。チップももちろんクレジットカードで決済。財布をガサゴソする必要がないのでとても会計がスマートです。

また、基本クレジットカード決済なので、例えば割り勘とか、どうするの?って感じだったんですけど、

ネットで個人間送金できるペイパルなんかをつかってみんな割り勘してました。 (日本でいうline pay的な)

ウーバーやリフトなんかもアプリ内で割り勘できたりするみたいで、終始、ほえー!!すご!!って感じでした。

なので財布を持ち歩く必要がないのか、街中は手ぶらの人がとても多かったように思います。

フード

基本的に高い!でかい!美味しくない!
です。

おそらくなんですが、食に対する考え方が違う?食すらエンターテイメントと捉えていて、味は二の次。そんな印象を受けました。

例えば、supermoon bakery という最近できたお店、ピンクの大理石の上に1個5〜10ドルとかするパンが宝石とかそんなもののような感じで並ばられています。

食べてみたけど味もうーん。笑
ここの店以外にもいかにも”インスタ映え”を意識したようなお店がぽこぽこあって、若者たちで賑わってました。
流行にはとことん乗っかって稼ぐだけ稼いで次にいく、みたいな感じなんでしょうか。やってるところはとことんまで振り切ってる笑

(ニューヨークでも昔からある伝統的なお店、有名店などは味が美味しいところもたくさんありました。)
その反面、映えさせつつ、美味しい、をキープできる日本、流石だなと感じました。



はい、とこんな感じでザッと今回の滞在で感じた、メインテーマとは違う部分から書いてみました。

留学してたりの人からすると、当たり前だわ!って内容になるかもしれないんですけど、少し滞在させていただいた身として日本とのギャップを書かせていただきました。

多くの場合で日本と比較してますが、どちらがいい、悪いということではなくあくまで違いについて書いてみたつもりです。

ただこの違いによって、例えばアメリカの当たり前を日本に持ち込めたらかなり有利に働くなぁ、と思ったり、この側面ではまだアメリカは未発達だから日本さすがだな!と思えたり。いろんな発見がありました。

ただまあ、雑にまとめたものなので誰かの役に立つかはわかりませんが、ほえー、そーなのね、くらいの気持ちで読んでいただけてたら幸いです。

ありがとうございました。

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