見出し画像

実は母子家庭だという話。

今日「万引き家族」という映画を観にいった。

※ネタバレとかはないです。

あらすじとしては、

東京の下町に暮らす、平凡で貧しい家族。一見どこにでもいそうな彼らは、「犯罪」で生計をたてひっそりと暮らしている。「犯罪」でしかつながれなかった彼らの、不完全だけれど愛すべき「家族のかたち」と、心揺さぶる衝撃のストーリー。

って感じです。

監督は是枝監督で、作品には「海街diary」とか「そして父になる」とかがあります。

映画を見て、いろいろと感じるものがあったんですが、特に描かれている「家族のかたち」、つまり今の流行り風に言えば「コミュニティとは」みたいなところに惹きつけられ、考えさせられました。

家族というコミュニティは、言ってしまえば人間の社会が勝手に作り出した枠組みで、血縁関係だけが全てじゃないよね?家族って、もしくは人と人との繋がりってほんとのとこなんなの?みたいなテーマ。

それについて、いろいろと考えるところがあったので書きます。

えー、突然ですけどじぶんの両親はじぶんが15の時、離婚してます。

いまは全然仲良しなんですけど、割と多感な時期に両親の離婚っていうイベントはなかなかショッキングでした。

めっちゃ泣いたし、恋愛や約束事など、いろんなものが信じられなくなりました。
じぶんの存在すらも否定された気もしてました。

まあそれは悲しくなるのでおいといて、思えば、いま自分がやりたいことの中には、その体験がもととなってること、結構あるんじゃね?という話を今からしていきます。

両親が離婚し、じぶんと妹は母についていく形になりました。

家は貧乏になりましたが、母や親戚がなんとかじぶんを私立の学校に通わせてくれました。

それはわかっていながらも、じぶんはグレちゃいました。

(離婚がグレた原因とは思いたくなかったから、学校に行かなくなった理由とかは、いままでそれ以外のところを理由にしていたけど、多分割とそこが原因かも。今思えば。)

勉強はしないわ、バイトしまくるわ、学校にはいかないわ、家にも帰らないわ、旅しまくるわ、で大学生みたいな高校生活を送ってました。

まあ、それもいろんなきっかけがあって落ち着くんですが、それはまた別の機会に。

で、そんな感じで「血縁関係でつながった家族」という今まであったコミュニティがなくなってしまった時に、グレていろんなところにいっていたなか、旅先や参加した企画で出会ったのが「ゲストハウス」や「サマーキャンプ」というコミュニティです。

じぶんはそこにいままであった「家族」のコミュニティと近いものをみつけました。

まるで父親のようにしたえる師匠みたいな人もいたし、めんどうみのいい兄貴やお姉ちゃんみたいな人もいた。双子みたいに競争しあえるやつもいた。

そこでの体験、暮らしがずっと忘れられない。

今もゆるっとそのコミュニティは続いてるけど、実際に衣食住をともにしていたときの楽しさや居心地の良さは、ほんとに忘れがたい。
めちゃくちゃ楽しい日々でした。

で、今じぶんは、例えば暮らしている泊まれるカフェに、おもしろい友達を呼んで一緒に暮らしたり、もらったアパートをシェアハウス化してより多くの人たちと暮らそうとしている。

つまり失った「家族」に近いコミュニティを取り戻そうとしているのかもしれません。

そう、たぶんそれらの体験から、そういうことを積極的に行ってるんだけどと思う。
今日ふとそう思った。

映画「万引き家族」では「犯罪」でつながった不完全なコミュニティだったけど、そこには確実に「家族」と呼べるものがあった。

だからじぶんも、きっと「血縁」以外の「なにか」でつながれるコミュニティを欲しているんだと思う。

「血縁」でつながった家族というコミュニティはもう元には戻らないし、「ゲストハウス」や「サマーキャンプ」にあったコミュニティも、もう昔の話。

だからじぶんと「なにか」を共有できる家族みたいなコミュニティが作りたいんだとおもいます。

やばい、重いか笑

まあまあシェアハウス、応募してくれてる人はそんなに重くとらえなくて大丈夫です。笑
じぶんとしてはそんな思いがあって作ってるんだよー、ってだけです笑

ということで、最高0円で住めるシェアハウス、はじめます!興味ある人ぜひ!

以上、宣伝でした笑  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?