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私的B1ベスト5 21-22シーズン

ファイナルも終わり、今シーズンのB1全日程が終了したので、本家のベスト5が発表される前に私的ベスト5を投稿しようと思います。

選考基準は、優先度が高い順に
①チームの成績
②その選手がチームの成績に影響を与えた度合い
③得点・アシスト等のスタッツ
としました。
また、Bリーグのオンザコートルールを遵守した選出にします。

今回はNBAに倣い1stから3rdチームまで選んでいこうと思います。

1stチーム


G 安藤誓哉
G 藤井祐眞
F ペリン・ビュフォード
F ドウェイン・エバンス
C ニック・ファジーカス

まずガードは島根を初のCSに導いた安藤選手。
平均得点は16.5で日本人断トツの活躍で、個人的にはMVP筆頭だと思っています。
チーム成績、個人成績そして活躍のインパクトも合わさって、文句なしのベスト5に選出しました。

2人目は、川崎を今期も牽引した藤井選手。
藤井選手の特筆すべき点は被ファウル数。
並みいる外国籍ビックマンが上位に名を連ねる中、なんと全体11位にランクインしています。
日本人2位のベンドラメ選手との差は67回で、1試合に1つ以上の差をつけていることになります。

ファウルを多く獲得することで、フリースローから確実に得点し、相手選手をファウルトラブルに追い込むことで、安定してチームに勝利をもたらすことができる点を評価して、ベスト5に選びました。

フォワードの1人目は、島根からペリン・ビュフォード選手を選出しました。
個人的に現Bリーグで一番華のあるプレーをするのが、このビュフォード選手だと思っています。
豪快なドリブルやダンクで会場を沸かしながら、ミドルシュートにアシストまでできる理想的なオフェンス能力を有しています。
数字を見ても、平均得点・アシストともに2位と、ベスト5に相応しい活躍だと思います。

2人目は、リーグ最高勝率の琉球からドウェイン・エバンス選手です。
琉球は活躍した選手が多く、1人特に活躍した選手を選ぶのは難しいですが、エバンス選手が一番安定して活躍していた印象です。
エバンス選手は4番ポジションの選手としてはアジリティが高く、それでいてインサイドでも負けないフィジカルがある点が長所だと思います。
またシュート確率が高く、FG%が56.5%、3ptが43.2%、FT%が78.5%という効率の良いシュートで、琉球を最高勝率へ導きました。
来シーズンはどんな髪型でプレーしてくれるのかも楽しみです。

最後にセンターは、言わずと知れた川崎のキング、ニック・ファジーカス選手です。
今年で37歳になりますが、シーズン全試合スタメン出場、CSのセミファイナル第2戦ではフル出場と鉄人ぶりを発揮しました。
同じく帰化選手の千葉ギャビン・エドワーズ選手、東京のライアン・ロシター選手が勤続疲労の影響か、今シーズンはコンディションが上がらなかった中で、シーズンを通してチームを牽引し続けたファジーカス選手のプレーは、再評価されるべきだと思います。

2ndチーム


G 富樫勇樹
G 比江島慎
F ジョーダン・グリン
F マイケル・パーカー
C セバスチャン・サイズ

2ndチームのガードは富樫選手と比江島選手です。
我らがジェッツの富樫選手は、昨シーズンに比べてシュート確率は落ちました(FG% 41.1%→38.4%、3pt% 38.1%→31.8%)が、相変わらずのクラッチシュート力とゲームメイク力、そして今年はよりキャプテンとして、チームをまとめる貢献が素晴らしいかったです。

比江島選手はCSでの活躍が印象深く、リーグ戦から得点を大幅に伸ばしました。
今シーズンはより自身のパフォーマンスが、チームの勝敗に直結していたように思います。

フォワードの1人目、ジョーダン・グリン選手は秋田のCS進出に大きく貢献しました。平均44.1%の3ptに目がいきますが、プレータイムとディフェンス力が安定しており、シーズンを通じて活躍してくれた印象です。
秋田は他2人の外国籍がケガ等で不安定だったため、グリン選手の安定感が際立ちました。

2人目はB1に帰ってきた神ことマイケル・パーカー選手。
40歳になった今シーズンもB1全体4位のプレイタイムに全試合スタメン出場と大車輪の活躍でした。何歳になっても衰えない勝利への情熱で、群馬を昇格チーム最高の勝率へ導きました。来シーズンも元気な姿を見せてほしいです。

最後にセンターはアルバルク東京のセバスチャン・サイズ選手。
今シーズンはCS含む56試合の出場中52試合で2ケタ得点という抜群の安定感でした。また、東京は終盤にロシター選手とカーク選手を欠く中、大黒柱としてゴール下を支え続ける姿は胸を打たれました。

3rdチーム


G 寺島良
G 西田優大
F 今村圭太
F ジョーダン・ヒース
C ジョシュ・スコット

3rdチームのガードは、寺島選手・西田選手という若い2人を選びました。
代表にも名を連ねた2人は、今後チームをCSや優勝に導くことで、ベスト5やMVP争いにも入ってくることでしょう。

今村選手は、田代選手が怪我で離脱して以降存在感を増した印象です。
毎年CSで見せる爆発力を、リーグ戦でも数多く見せてほしいです。

ヒース選手は個人的に川崎で最も重要な選手だと思います。
彼がいるからファジーカス選手が活きる。
まさに2人で1人と言うべき最高のコンビです。

最後に宇都宮のスコット選手。
今シーズンはより大きな役割をゴール下で担っていました。
いずれは帰化選手として、日本代表を支える存在としても期待しています。

次回は千葉ジェッツ各選手・コーチの去就が固まってきたので、ジェッツの今後の展望をまとめようかと思っています。良ければまたご覧ください。
最後までご拝読ありがとうございました!

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