最近の記事

"理想"という呪いに縛られて、見失ったもの

30年弱しか生きていないけれども、 周囲と相対して自分が理想主義者であることに 最近やっと気づくことができた。 「曲がったことが大嫌い」 「こうあるべきでない、こうすべき」 「正しさを追求する」 とまあ呆れるほどバカが付く正義感を まるで聖人かのように誇らしげに掲げている。 会社では、 上には面倒くさがられるが、下には信頼されやすい。 "これでいい"とずっと信じてきたが、 今年大きな壁にぶつかっている。 1.綺麗事を実現する美学 「綺麗事は本当に綺麗事か?」 こ

    • “先読み"は諸刃の剣 先を読み続けた私の末路

      昨年は自律神経失調症になり、 今年は不眠症になっております。 まず、結論から。 今の私の状態からサマると、、、 ①やりたいことが定まらない、見つからない ②足が動かない、億劫なことが増える ③停滞の日々に焦り、頭が考え事でいっぱいに ④対人関係も複数の将来パターンで予測する ⑤先読みと相反すると想像以上に堪える とまあ、要するに "足止めて、頭抱えて悩ませてる奴"です。 1.なぜ"先読み"するようになった? きっかけはいくつかある。 ①「人の気持ちを考えな

      • 「会社やめます」次よりも先に終わりを決めたワケ

        先日、会社へ退職の意志を表明した。 なんとなく、自分の中で来年には新しいことをしよう。 新しい環境に身を置くようにしよう。 と内心決めていたことではあったが、 次が固まるまでは言わないでおこうと思っていた。 ただ、そこからなんの進捗もない日々が続き、 今の仕事に対するモチベーションもない状況で、 鬱々とした毎日に徐々に変わっていった。 その時、自分では全く原因が分からなかったが、 ふと、「将来が見えない」ということに気がつき、 「今はこれに集中しないと」と目を逸らしてい

        • 「選択権は常に自分の中にある」我々日本人が忘れやすいコト

          コロナ禍に入って不自由を感じる毎日だとよく聞くが、 本当にそうだろうか? 飲みに行けば避難の的になるし、 旅に出ればウイルスの感染源として警戒されるし、 そんな奴だと思われると周囲の評価は下がる。 そんな中で"自粛"というキーワードを国家・メディアが 我々国民に制限を自らかけるように求めてくる。 そして、私たちの中にある感覚として、コロナ禍での自粛は常識的であり、従わない者は非常識だと捉えることが普通になる。 メディアで取り上げられる医療現場の苦悩や高齢者の不安。その一

        • "理想"という呪いに縛られて、見失ったもの

        • “先読み"は諸刃の剣 先を読み続けた私の末路

        • 「会社やめます」次よりも先に終わりを決めたワケ

        • 「選択権は常に自分の中にある」我々日本人が忘れやすいコト

          「逃げられない」そう思ってた私を救ってくれた町、軽井沢

          社会人生活の70%を占めるのは「仕事」だ。 私の仕事は、残業なんて当たり前で、一人一人の業務の裁量も責任も大きく、70%どころか90%捧ぐことも珍しくない。 しかし、こんな仕事も好きであれば、ワークライフバランスどころかワークアズライフ脳になって、休日すら仕事のことを考えていても苦ではない身体になる。 周囲に「仕事人」だと思う人はいないだろうか。 この人はいつ休んでるのか、なんでそんな働けるのかと疑問に感じたことはないだろうか。 私もつい最近まで上記のような「仕事人」

          「逃げられない」そう思ってた私を救ってくれた町、軽井沢

          自分の意思を確認する "脳内会議"

          突然ですが、こんな経験はありませんか? 「自分でもどうしたいのか分からない‥」 これはいわゆる自分を見失ってる状態です。 見失ったなら、見直さなければいけない。 でも見直すと言ったってどこから?? そんな時に私がよく行うのは「脳内会議」です。 スピリチュアルな表現をすると、自己との対話です。 今回は、自分の意思を確認したい時に、 どんな思考プロセスを踏めば、確信を持てるのか お話しできればと思います。 会議メンバーを整理する脳内会議というのだから出席者は複数人います

          自分の意思を確認する "脳内会議"

          "将来の夢がない" 私ならではの人生の楽しみ方

          幼少期、ヒーローものが好きな子はヒーローを志したし、ケーキが好きな子は「ケーキ屋さんになりたい!」と好奇心旺盛ゆえに色んな夢を描く友人が多かった。 やがて小学生になると、少し世の中が分かってきて、 医者/弁護士/社長/芸能人などなど 地位や名声などを手にする代表的な職業が夢として、 どんどん年齢を経るごとに現実味が増していく。 その現実味からか、私は将来の夢を抱いた事がない。 今回は、将来の夢がないことで感じていたコンプレックスと、そこからどう人生を楽しんできたか一個人の

          "将来の夢がない" 私ならではの人生の楽しみ方