その先へ
先週おこなわれた第50回東京パワーリフティングのマスターズに参加してきました。東京パワーリフティング協会のみなさま、運営スタッフのみなさま、安定の会場運営、本当にありがとうございます。😊
8時に会場Openして、8時半には検量開始、10時に開会式、10時半には競技開始と時間通りに進むのは「すごい」のひとことに尽きます。
そして、会場のエスフォルタアリーナ八王子広かった!(駅から徒歩30秒)
●検量
体重 82.75kg
当日朝の時点で83.65kgでした…。
マジで焦りました。当日の朝の検量で83.00kgに収まっていないとアウトです。検量の順番が一番最後だったのでそれまではガム噛んで唾を捨て続けるべくトイレに行ったり来たり。ガムがこの世の中にあったのはマジで神でした。そして、検量終了後のと経口補水液、マジで神アイテムでした。意外とうまかった。
●SQ
155kg ◯◯×
165kg ◯◯◯
175kg ×××(はじめて潰れた)
予定試技は160-170-180だったけど、膝の調子や直前での体調を鑑みて、修正申告。第三試技の175kgは練習でやってたし、不安はなかったけど、まさかの本番で、しゃがみ後の重心が前に寄った& 腹圧抜けたでまったく力が入らず、試技ではじめて潰れました。
●BP
50kg ◯◯◯
57.5kg ◯◯×
60kg ×××
ベンチプレスは予定どおりの申請。前回と異なるのは、持ち手が左右均等じゃなくい状態から今回は左右均等に81ラインに指を添えることができました。
57.5kgまでは特に問題なかったものの、60kgは今療養中の肩甲骨のぐらつきがモロにでてしまい押しきれず。あーなってしまってもなんとか押し切れる底力欲しい。
●DL
170kg ◯◯◯
180kg ◯◯◯
190kg ×××
試技予定は、170-185-192.5kgだったのを微修正。第二試技までは順調でしたが、第三試技、呼ばれた直後に左脹脛が攣りました。笑
190kgまったくびくともしないわけではなかったけど試技失敗。これは練習で回数詰めていないし納得。でも前回は170kgどまりだったので、本番で180kgひけたはよし。
●Total
402.5kg(前回大会+20kg)
まぁ、経過観察中ですしね。
今回の重量選択においては、当日の体調を考えながらの微調整だったので後悔はないけど、「確実に取っていく」ということを考えた場合、第三試技の選択をSQは170kg、デッドリフトは185kgの選択にしてもよかったのかもしれません。あくまでタラレバの話です。
●まとめ
検量までのドタバタはありましたが、なんとか怪我なく9試技終えることができました。この半年は83-87kgあたりの体重をキープしながら筋トレを続けてきたので、筋力も93kg級くの時とまでとはいかなくても徐々に戻りつつあるのかなと思っています。一方でまだ83kg台の自分のウエイトとパワーの扱いを自分のものにできていない感じはあります。
「何事も経験だな」と思うことが、この大会までと、大会当日に立て続けに起きたのでいい収穫となりました。強制的な水抜きしかり、腹圧の抜けしかり、ニースリが擦れて膝裏の出血してしまったり、デッドリフト試技前に脚が攣ったり。
「練習はウソをつかない」は、その通りだなと感じた今大会でした。絶対的な練習量はもちろんのこと、練習のときにたくさん失敗しておいて、経験を積んでおくこと。今回の私は、第三試技においては「今の自分ならこの記録はだせる!」と自信を持って臨める量・質ではなく、練習どおりといえばその通りの結果だったのかもしれません。
記録に関しては「頚椎症療養中の身」という目でみたら、前回よりも上がっているし、ベンチプレスに関してはrep数を積むメニューも3月から取り入れることができているので、たぶん順調なんだと思います。
思ったよりも記録が戻ってこないなと感じていて、はやる気持ちがあるのは、「捻挫や骨折みたいに一定期間我慢すればなんとかなるものではない」ということと、私自身が「出るからにはいい記録を出したい」からなんだと思います。
パワーリフティングを競技としてはじめてまもなく3年目になります。
が、正直、いまだに満足できた、やり切ったと言い切れる試合運びも結果も得たことがありません。ただ、それがダメとは思ってません。
だからトレーニングも続けられるし、今回でた課題を次の大会で解消したいと思えるんでしょうね。
ちなに、去年の同じ時期にでた大会はベンチプレスでしくじって失格になりました。
記録を残せたことはよかったです。
失格になってしまうと記録にも残らないからです。
そこから、頸椎ヘルニアとなって、出力も落ちました。今の所、思い描いた競技人生にはなってません。あとですべてを思い出話にできるようにひとつひとつ積み上げていくのみです。
と…、そんな胸のうちを吐露してみたものの、それとは別で知り合いが増えているのはうれしいです。もちろん大会なので真剣勝負だけど、アップの時とか、要所要所で会話できるのは緊張がほぐれるし、ありがたいです。
SNSで繋がっていただいてるのに、まだお話ししたことない方、今回こそは!と話しかけたかったですが、邪魔になってしまうのも悪いと思って遠慮してしまいました。ごめんなさい。
そんなでしたが、「インスタ見てます」とお声をかけていただいたり、帰りの電車では、顔はなんどか合わせたことがあってもお話ししたことがなかったかたと途中までお話ししながら帰れたのは本当にうれしかったです。日々の練習の励みになります。
#パワーリフティング
#東京パワーリフティング
#東京パワーリフティングマスターズ
#東京パワー
#powerlifting
#それでも挙げる
#頸椎ヘルニア
#頸椎症からの復活にむけて