ExcelTips(For Beginners)~名前の定義2~
校務において長年Excelを利用してきましたが,自分自身のまとめと授業での再利用,そしてあまり使い慣れない先生方の参考になれば
今回は「名前の定義」の設定のやりかたについて
概要
今回は
・具体的に範囲名をどのようにつけるのか
・つけた範囲名を編集(名前,範囲の変更および削除)を以下に行うのか
の2点についての説明です
※ここではセルの範囲に定義された名前を「範囲名」と呼ぶことにしています。
名前の定義の方法
リボンのメニュー「数式」→「名前の定義」で行う方法もありますが,ワークシート左上にある名前ボックスを使うのがお手軽でしょう。
まずは名前をつけたい範囲を選択します。(マウスでドラッグ,またはShift+カーソル)
のちに名前ボックスに着けたい名前を入力するだけです。(下画像)
名前の編集
つけた名前を変更したり,範囲を変えたり,削除したりする方法を説明します。
リボンのメニュー「数式」→「名前の管理」を使います。
下画像のようなダイアログが開きます。その中には設定された範囲の名前が並んでいますので,変更したい範囲名を選択して編集,削除をします。
範囲名の編集でできることは,名前と範囲の変更です。
その他
ワークシート上にある文字列を範囲名とすることもできますし,複数の範囲を一括して範囲名をつけることも可能です。関連するメニューを使ってみましょう。(※For Beginnersなので詳細は割愛)
補足
名前の編集でお気づきになった方もいるかも知れませんが,範囲名は絶対参照となります。なので,範囲名を含む数式をコピー&ペーストをしても,参照範囲がオフセット(セル番地のずれ)が起こることはありません。
これは利点にも欠点にもなり得るので覚えておきましょいう。
範囲名3に続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?