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Excel Tips ~WEBSERVICE関数

このノートは学校という場において、私が校務の中でExcelを使ってきた事について書き留めています。
具体的な操作というより、どういうシチュエーションでどんな使い方をしてきたか、ということを中心に綴っていきます。

Excelにインターネットからデータを取り込んでみる

ExcelにはWEBSERVIC関数という関数があります。
ウェブサイトからデータを取り込んで表示する関数です。

サポートはExcel2013以降とのこと。
なんにつかえるのかな?と最初は思って今したが、RSSの取り込みなどに使うっぽいです。

ExcelAPI

この関数は自分にはあまり関係無いなと思っていたら、先日ExcelAPIというサイトの存在を知り、ここを利用するとなかなか便利そうだと思いました。

ここはExcelで実装されたWEBSERVICE関数から利用できるサイトです。
機能としては(2022/09/03現在)

  • 外部サイト

    • JSON形式のWebAPIをExcel形式に変換

  • 日付時刻

    • 特殊な日付型の統一

    • 祝日の一覧を取得

    • 祝日の名称を取得

    • 祝日の有無を判定

    • 閏年を判定

  • 郵便便・住所

    • 住所から都道府県コードを取得

    • 住所から市区町村コードを取得

    • 住所の統一

    • 住所の分割

    • 郵便番号から住所を取得

    • 郵便番号から住所の読み仮名を取得

    • 住所の漢数字を算用数字に変換

    • 住所から郵便番号を取得

  • 電話番号

    • 文章から電話番号を抽出

    • 国際電話番号から国名コードを取得

    • 国際電話番号に変換

    • 電話番号が有効か否かを判定

    • 国内電話番号に変換

  • 数字

    • 素数の個数

    • 素数か否かを判定

    • 漢数字を算用数字に変換

  • 言語

    • ひらがなをカタカナに変換

    • カタカナをひらがなに変換

    • 全角カタカナを半角カタカナに変換

    • 半角カタカナを全角カタカナに変換

    • ひらがなを漢字に変換

    • 漢字をひらがなに変換

    • 文字列が条件に一致するかを判定

    • 文字列を抽出

    • 文字列を置換

    • 文字列を指定文字で分割

  • 辞書

    • 英和辞典

    • Wikipediaの記事の概要を取得

  • 翻訳

    • 日英翻訳

    • 英日翻訳

    • 日中翻訳

    • 中日翻訳

    • 日韓翻訳

    • 韓日翻訳

  • 通貨

    • 仮想通貨の価格を取得

    • 通貨の価格を取得

  • 法人情報

    • 法人番号を取得

    • 法人の会社名を取得

    • 法人の読み仮名を取得

    • 法人の所在地の郵便番号を取得

    • 法人の所在地を取得

    • 法人の資本金を取得

    • 法人の従業員数を取得

    • 法人の公式サイトURLを取得

    • 法人の売上を取得

    • 法人の経常利益を取得

    • 法人の当期純利益を取得

    • 法人の純資産額を取得

    • 法人の総資産額を取得

    • インボイス制度の登録有無を取得

    • インボイス制度の登録名を取得

    • 個人

    • 名前の姓名の分割

  • その他

    • パスワードを作成

  • 地図

    • 住所の地図を取得(β版)

と多岐にわたるデータを取得できます。
まず、現時点(2022/09/03)でこのサイトの運営が会社なのか個人なのかはわかりません。
基本的にはテキストデータだけみたいなので、それほど危険性はないとかんじてますが、継続して使い続けていけるかどうかは保証の限りではないと思います。
そのあたりをよく理解した上で利用するのがいいのではないでしょうか。

(個人的に)便利な機能

個人的に使いそうな機能を上げます。

  • 祝日の一覧・名称の取得

  • 都道府県・市区町村コードの取得

  • 住所の統一・分割

  • 郵便番号から住所の取得

  • ひらがな・カタカナ、全角・半角の変換

  • Wikipediaの記事の概要を取得

  • パスワードの生成

辺りでしょうか。

日付関連

祝日を取り込む機能はかなり便利です。
毎年教務手帳を自作するときに祝日のデータを手に入れるのが少し苦労していますが、随分手間が省けそうです。
ただし、取得できるのは文字列であって日付形式ではないようです。
表示形式を変えたりや日付の計算をするときDATEVALUE関数で変換する必要があります。

住所関連

郵便番号から住所(都道府県、市区町村、町域)の取得は日本郵便から郵便番号データをダウンロードすれば実現可能なのですが、手間はこちらの方がぐっと少なくなります。
ただ、数が多くなると表示まで時間がかかるかもしれません。
住所から郵便番号の取得は、同一住所で複数の郵便番号を持つ地域があるので、利用する時は要注意です。
住所の統一は表記のゆらぎを修正するときには威力を発揮しそうです。
かつて手作業でやっていましたが、だいぶん楽になりますね。

Wikipediaから概要

これは完全に好奇心というか趣味的なものです。
とくにどうやって使おうかという考えは今のところ思い浮かばないのですが、いろいろとおもしろそうな使い方たできそうです。

パスワードの生成

これは毎年、新入生のためのアカウントを作成するときに必要になります。
もちろんこういう事をしてくれるサイトがあって、今まではそこを利用していたのですが、Excelだけで閉じた処理ができるので随分助かりますね。

おわりに

サイトの素性がよくわからない(2022/09/03現在)のは少し不安でありますが、とても便利そうなサイトではあります。
いまは無料なんだけど、そのうち有料になるかもしれませんね。

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