ExcelTips(For Beginners)~キー操作1~

今回はキーボードを用いた操作についてです。Windows用の日本語キーボードを想定しています。

概要

マウスではなく,キーボードによる操作を説明します。
使用するキーは,
Ctrl(コントロール)キー
Alt(オルト)キー
Shift(シフト)キー
TAB(タブ)キー
ESC(エスケープ)キー
BS(バックスペース)キー
Home(ホーム)キー
End(エンド)キー
PrintScreen(プリントスクリーン)キー
↑↓←→(カーソル)キー
F1~F12(ファンクション)キー
Windowsキー
です。

ショートカットキー

マウスで操作することをキーの組み合わせで利用できます。WindowsのアプリならExcelだけでなくだいたい共通のキー操作になりますので,応用範囲が広くなりますので,よく使う操作は是非覚えていただきたいものです。

[キー1]+[キー2]というような記述をしますがこの場合,[キー1]を押したまま[キー2]を押す,という意味です。大文字小文字は関係ありません。
昔は同時に,とかいう表現で勘違いしてしまう事がありましたが,落ちついて順番に押してください。

最初に覚えてもらいたいのは「元に戻す」です。直前の状態に戻すショートカットキーです。

Ctrl + Z

初心者では操作をよく間違えます。しかもどうやって間違えたかがわからない。だから元に戻す方法が大事なのです。失敗したら後戻りしてやりなす。これがディジタルデータを扱うコツです。

次によく使うのは「コピー」「切り取り(カット)」,「貼り付け(ペースト)」でしょう。Windowsの仕様として,コピー,貼付はクリップボードという領域に一時的に保管され,貼り付けで複写が完了します。直前にコピーもしくは切り取ったデータやオブジェクトが貼り付けられます。

コピー:Ctrl + C
切り取り(カット):Ctrl + X
貼り付け(ペースト):Ctrl + V

なおWindows10であればコピーの履歴を遡って貼り付けられます。

Windows + V

Excelのコピペの仕様では,コピーしたあとエンターキーを叩くと,それ以降の貼付はできなくなりますが,Ctrl +C で貼り付けるとこの縛りがなくなって何回でも貼り付け可能です。(マウスによる貼り付けと同じ)

なお,貼付の形式はいくつかありますが,また別のところでお話しします。

保存:Ctrl + S
印刷:Ctrl + P

あたりはよく使うと思いますが,アプリケーション自体を終了させるショートカットキーもあります。Windowsアプリ共通なので気をつけてください。

アクティブなウィンドウを閉じる:Alt + F4

選択しているウィンドウが閉じます。けっこう便利ですよ。
それからこれもExcelだけではなくWindowsの標準機能ですが,画面をロックするショートカットキーです

画面のロック:Win + L

授業などで離席するときどうしてますか?サインインしたままの画面だとセキュリティ上大きな問題があります。シャットダウンすると次に起動するとき面倒臭いわけですが,そういうときは画面ロックをしておきましょう。帰ってくきたときすばやく復帰できます。

キー操作2に続く


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