ExcelTips(For Beginners)~表示形式2~
校務において長年Excelを利用してきましたが,自分自身のまとめと授業での再利用,そしてあまり使い慣れない先生方の参考になれば
今回は「表示形式~応用」です
概要
年と月を入力したら,その月のカレンダー(行事予定表の枠)を作成します。
手順
まずは作っているところ。(早送りではありません)
B1に年,B2に月の数値を入力します。
A4には
=DATE(B1,B2,1)
という関数が入力されています。DATE関数は第1引数に「年」,第2引数に「月」,第3引数に「日」の数値をいれることで,日付のデータ(シリアル値※)を返します。したがってA4はB1の年でB2の月の1日が表示されます。
※シリアル値:1900/1/1を1として,そこから経過した日数を加えた値
そしてA5には
=A4+1
の式が入力されていて,A4の2日が表示されることになります。A6移行はA5の式が複写されて3日以降の日付が表示されます。この日付を「日」だけの表示にします。
B4~のB列には
=A4
を入力して,左隣(A列)の日付を表示します。この日付の表示形式を曜日に変更します。
B1,B2に年・月を入力すると,その月のカレンダーが表示されます。
曜日の表示が不要であればここまですることはないのですが,やはり曜日の表示あったほうがいいでしょう?
改善点としては小の月,大の月の制御ができておらず,月末の表示が少しかっこ悪いこと,土日は色が変わった方が見やすくなることがあげられると思います。ここでは表示形式の説明がテーマですから,改善点についてはまたの機会に。
おまけ
Wordを使う方は,そのままコピー&ペーストで利用できます。行,列幅を適宜調整してください。行事の入力とか装飾などはWordでやるといいでしょう。
とりあえずファイルを上げておきます。
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