ExcelTips(For Beginners)~名前の定義3~
校務において長年Excelを利用してきましたが,自分自身のまとめと授業での再利用,そしてあまり使い慣れない先生方の参考になれば
今回は「名前の定義」の応用について
概要
範囲名の実用的な使い方の一例を紹介します。
今回は入力規則をリストにしたとき,元のデータを範囲名で指定します。
※ここではセルの範囲に定義された名前を「範囲名」と呼ぶことにしています
操作法
上動画では,セルH4に「入力規則」に「リスト」を設定します。その際,リストの値としてD4~D7を指定するわけですが,この範囲に「教科名」という名前を定義付けます。
これで=D4:D7と入力するのと同じ事になります。
その他
動画の00:05あたりに出てくる関数ですが,教科名を入力すると,その点数が表示されるというものです。入力された式は
=VLOOKUP(H4,D4:E7,2,FALSE)
H4に教科名を入力したらD4~E7の範囲にあるH4にある値と同じ値が1列目(D列)にある行の2列目(E列)を表示するというもの。
ここで注意が必要なのは,1列目(D列)は昇順に並べていないので,第4引数を「完全一致(False)」にしておく必要がありますので注意。
さらに後半では「名前の管理」の操作の紹介です。参考にしてください。
名前の定義4に続く
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