ExcelTips(For Beginners&Chief)~キー操作3~
今回もキーボードを用いた操作についてです。Windows用の日本語キーボードを想定しています。今回はどちらかと言うと大量のデータを扱う主任的な役割にある方向きでしょう。
概要
ワークシート上での編集操作について説明します。
Shiftキー
カーソルキー
F2キー
F4キー
Homeキー
Endキー
を使います
また,キー操作の記述として
[キー1] + [キー2]:キー1を押下したままキー2を押下
[キー1] ⇒ [キー2]:キー1を叩いたあと指を離し,あらためてキー2を叩く
としています。ご注意ください。
キーボードから手を離すことなく作業を続けられるのは思考の継続とストレスの軽減につながるはずです。
範囲指定
まずは動画を見ていただいて。
動画ではB2のセルにD2~4の合計を出しています。B6のセルには当然
=SUM(D2:D4)
という関数が入ります。ここで質問,関数内で参照されるセル番地はどのように入力していますか?全て手入力?それともマウス?
範囲の選択:Shiftキー + カーソルキー
Excelに慣れた人ならばShiftキー + カーソルキーで範囲指定を行うでしょう。
関数入力のみならず,セルの範囲を指定したいときはShiftキー + カーソルキーで可能です。
マウスにくらべてまどろっこしい感じもするかも知れません。しかし,操作ミスをマウスに比べて小さくできます。また広い範囲の指定ではマウスより簡単になります。その例を次でお話しします。
ジャンプ
ワークシートの一番端にいったことはありますか?
行ならば1048576行,列ならば16384列あります。
ではワークシートの果てにいってみましょう!
端にジャンプ:Endキー ⇒ カーソルキー
Endキーを叩いて,のにちカーソルキーのいずれかを叩くと,カーソルキーの向きの端にセルポインタが飛びます。データがあれば最後のデータまで。無ければワークシートの端までです。また,End ⇒ Homeキーでデータの右下にジャンプします。
左上にジャンプ:Homeキー
右下にジャンプ:Homeキー ⇒ Endキー
この応用として範囲選択があります。
テーブル全体の選択:Shiftキー + (Endキー ⇒ Homeキー)
Shiftキーを押下したままEndキーを叩き,続いてHomeキーを叩きます。Shiftキーは最後まで押下したままです。広範囲を一気に選択できるので,大量のデータ処理を行う時には必須のテクと言えましょう。もちろんShiftキー + (Endキー ⇒ カーソルキー)でもいけます。
キー操作4に続く
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