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#4 前田珈琲京都市内全店制覇目指しています

初めての前田珈琲は室町本店

個人店推し、且つスタイリッシュ好みで、これまで素通りしてきた、前田珈琲。

2022年2月、アップリンク京都で上映時間6時間12分の長編ノンフィクション、『水俣曼荼羅』鑑賞に備えたボリュームある朝食を求めて初訪問したのは、元呉服店を改装した室町本店。

千切りキャベツに加えてドレッシングも大盤振る舞い。


数ある魅力的なモーニングセットの中から、ホットドッグセットにカフェオレを合わせました。前田珈琲のモーニングセットを特徴づける山盛りの極細の千切りキャベツに衝撃を受けつつ、しっかりとした朝食が摂れました。そして、ブレンドと牛乳1:1のカフェオレは、どこか懐かしい味わい。

長丁場の映画に備えて、ケーキも頂きましたが、フルーツがとても瑞々しく、また食べたいと思わせて貰えるケーキでした。

初利用が好印象で、HPが見易く、歴史的建物を活用した空間に興味を持ち、全制覇を目指したくなりました。2回目の室町本店と明倫店の画像もご参考までにご紹介です。

@室町本店 スペシャルモーニング
@明倫店 ふわふわ焼き玉子サンドイッチ


salon de 1904 京都府庁旧館内

京都府庁旧館の一室、府庁時代の家具とカーペットをそのまま活用した設えで、当時の雰囲気の中で飲食できる貴重なスペース。

入口を入ると、お部屋は左右に2つ隣り合っており、手前は良さそうな席が塞がっていたことから、向かって右側のお部屋に進みました。

前田珈琲のコーヒーカップは指で持ち上げ易い店をとても気に入ってます。


他の方との適度な距離を取り、窓からの景色が見える席を使わせて頂き、冨久をオーダー。

今回は満腹でドリンクのみを頂きましたが、次回は開店の8時に到着するようにしてモーニングセットを頂こうと決めました。

私の受ける印象として、顧客の年齢層が比較的高く、お一人も多い上、お二人でも内容が聞こえてこない音量で会話を楽しまれているので、ひとり&読書目的の私には非常に有難い雰囲気。音楽と音楽の間に、壁掛け時計の振子の音が聞こえてくる程、静寂に包まれた空間、とても気に入りました。

余談ですが、迷ってしまいました。

地下鉄烏丸線の丸太町駅駅で下車、烏丸通を北に進み、下立売通を左に入りました。Google mapのご指示通り、京都府警本部のある新町通を右に入ると、府庁と文化庁が見えます。

職員と一般の入口が確認でき、一般の方の自動扉を入ると、警備の方に恭しく「ここは文化庁ですが」とお声をかけてくださり、すごすごと退散。

何とか駐車場から敷地内に入り込み、旧本館を目にするも、カフェは見当たらず。おずおずと進み何とか喫茶室に到着、着席して窓を見渡して理解しました。

新町通に入らず、そのまま下立売通を進めば右手旧館正面に到着出来ます。門から南に伸びる通りは並木があり、とても雰囲気が良いので、丸太町駅下車したら、丸太町通りを西に向かって、北上する方が気持ち良いかもしれません。

文芸会館店 京都府立文化芸術会館

Webサイトの画像がとても魅力的に感じられ向かいました。

1970年1月8日開館した、京都における文化芸術の拠点として上演用ホールと作品展示室備えた施設だそうで、50年を越える伝統の施設です。

そのロビー一角にあるのが、前田珈琲文芸会館店です。

サイトの画像から受けた印象は、広く明るい喫茶室でしたが、こぢんまりとして照明を控えた落ち着いた設えでした。


疲れと空腹を抱えており、オーダーしたのはミックスジュース。バナナと思われる甘味で、疲れが癒えました。

企画にも寄るかと思いますが、当日の利用者の9割は、市内近隣と思われる地域の、高齢者の方々で、ビジターには本物と感じられる京都弁で楽しまれる会話が薄らと聞こえてきました。

ここを訪れて、前田珈琲と京都市の施設が取組む喫茶ビジネスを間近で体験て嬉しくなりました。

行き過ぎず、偏り過ぎない、真ん中感を貫く姿勢が気持ちよく、前田珈琲、全制覇&通い続けたいです。

独自性のあるオリジナルのカップ。カフェオレのイラストは他で見る事は無く素晴らしい。








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