こんにちは!Moi!語ります2
前回の方をまだ見ていない方はどうぞ!→https://note.mu/julinan_gobo/n/n7d8d251ec7a7
今回も前回の続きでフィンランドの留学に至るまでについて話したいと思います!前回は岡本太郎や東北の話など主に日本の話でしたが、今回はフィンランドについてちゃんと話しますw
さて、フィンランドって国をみなさんがどれほど知っているか分からないのですが、まずはフィンランドについてざっくり説明します!
フィンランドはノルディック(北欧)の国の一つです。ほとんどが森と湖の国で国土は日本よりちょっと小さめだけどさほど変わらず、しかし、人口は日本の3分の1以下というかなり田舎~な国です。首都はヘルシンキ。フィンランドの南にあります。夏はずっと明るく冬はずっと暗い。ロシアとスウェーデンに交互に支配されて独立したのはおよそ100年前の新しい国です。先進国で、幸福度NO.1、教育NO.1という実績のある国です。人々の性格は無口で静かで独りが大好きな変わった人が多いです。有名なものはムーミン、マリメッコ、サンタクロース、サウナといったところでしょうか。
さて、何となくフィンランドのことをお分かりいただけたと思うので、私がフィンランドに惹かれたポイントについてお話したいと思います。
まず、広大な自然です!
自然と言われてもなぁ…という人も多いんじゃないですか??ぶっちゃけ自然なんてどこにでもあるし、特別面白いわけでもないって思う人も中には多いんじゃないかなと個人的に思ってます。たしかに留学の理由が自然と言われてもなんか特別感が無いですよね。
しかし、フィンランドは自然がないと何も始まらない!
フィンランドにおいて自然が全ての始まりに感じます。何もかもがこの自然と繋がっているのです。フィンランドの暮らしを見てみましょう。フィンランドの人々はインテリアやデザインにとてもこだわりがあります。そしてそのデザインは世界的に人気があります。では、フィンランドのデザインって何?
シンプル、馴染む、使いやすい、環境にいい
こんなところでしょうかね。私はデザインについてまだまだ知識不足ですが、フィンランドのデザインは全て理にかなっていると感じています。まるでこの自然の営みのように✨シンプルなデザイン、柄のモチーフは結構自然のものが多いです。馴染むのも変に装飾せず自然のままにしているからだし、環境をとても気にしているのも自然に対する意識が高い証拠です。
音楽も、芸術も、趣味も、様々な面においてフィンランドの人々は常に自然とともに生きています。私はその暮らしを観光ではなく実際に家庭に入って住むことで感じたいと強く思いました!
あれ?君真面目だね。
そうでしょ👍
日本と似ている!
前回も少しだけ触れましたが、日本とフィンランドの繋がりについて書こうと思います。私は日本の古代の文化が好きです。古事記や各地の伝説、そして自然との繋がりが大好きです。私はフィンランドの写真を見た時他と違うエネルギーを感じました。うまく説明出来ないけれど「生きてるよー」って感じ(笑) 私は岡本太郎から始まって1人で青森へ行ったのですが、同じ気持ちになりました。私は本当にショックを受けました。フィンランドについて調べるとなんだなんだと私の期待している言葉が次々と浮かび上がってきたのです。うーんうまくやっぱり伝えられてないなぁ…じゃあ、私のフィーリングは一旦しまって、箇条書きに似ているポイントを書こうかな。
・自然を敬う文化(宗教的でない)
・他と違う民族(フィンランドは独自の民族)
・静か
・言語の発音がめちゃ似
・楽器が似てる(?)
・急にぶっ飛んだものをする(メタル、変な大会)
・ムーミンへの共感(アメリカや他の国より日本は昔からとても人気)
・背がほかと比べて低い(?)
といってもやっぱりフィンランドと日本の違うところはもちろんあります!フィンランドのいい所、日本のいいところ、歴史や位置の違うぶんそりゃもうたくさんの違いはありますよ。でも反応するものの魂胆が似ているような気がするんですよね。本能に似た何かが。余談ですが、昨日蜂が頑張っている動画をYouTubeでみたんですけど、羽化したばかりの蜂がオドオドして何をしたらいいのかまだ分からない状態だったのですが、これもまた生物のすごいところで、本能で動くことが出来るんですよね。本当に不思議…。人間も生物なのでそういった本能があるんだと思います。その本能が生きる道を切り開いてくれると思ってます!(え、誰?)
今本能っていう言葉が出たのですが、本能に従うって意外と大変なことだとも思います。私も留学という言葉に本当はとっっってもビビっていました。日本人で留学をしたいという人はとっても今少ないんです。大人は「関心がないのか、けしからん!」と思うと思いますが、私はちょっと仕方ないと思います。私は実際留学は怖いものだと思ってます。留学って言葉は重く、責任を感じます。友達に留学するんだっていう一言を言うのがとても緊張するんです。私は高校では勉強があまりできる方ではないです。(むしろダメダメ)英語なんて中学の時は必ず小テストで再テストを受けていました。英語に対して私より関心の高い子なんていくらでもいます。(ていうか私は英語嫌いなんですよね)そういう人にも留学するって言うことがどれだけ恐ろしいことか。そして日本の学校はクラスが決まっていて、クラスに空きの机が生まれるっていうことに戸惑います。先生にも本当に留学したいの?なんで?どうして今なの?将来なりたい職に繋がるの?ととても聞かれます。1度も行ったことのないフィンランドだし、どうしてもネガティブな感情が流れてきてしまうのです。大げさにいえば留学するのが目立って恥ずかしいことのような気がするのです。
でも私は色んなものから勇気をもらえました!
まずフィンランドを信じること!何があっても!
そして日本の自然や神社達!(夢で神様が応援してくれたのをきっかけに悩まなくなったw)
家族!(ずっと応援してくれたし私のこといちばん分かってくれている)
岡本太郎!自分の夢!
そして留学ということを意識し始め1番気持ちの揺らいでいた中学3年生の時、国語の教科書に載っていた詩がありました。
ご存知の方も多いと思います。歌にもなっている「春に」という詩です。この時先生は私と全く違う解釈で授業中説明していましたが、これはただの春に感じたものではなくて、これから何かをしようとする開花しようとする自分の気持ちだと思ってます。色んなものに邪魔されて、いろんな気持ちが春の嵐のように押し寄せてくるけれど、でも、それでもこのこみ上げてくる無限の自然のようなこの気持ちはなんだろう!と。私はそう思えてならない、というかそれ以外にないと思ってます。一人でじっとしていたい。でもずっと歩いてみんなと話したい。喜びでもあれば哀しみで、イライラするけど安らぎもあって。今の自分にピッタリだと涙を浮かべながら先生の話を無視していました(笑) ましてやこの詩は自然と気持ちをうまく重ね合わせています。フィンランドの自然は私にエネルギーを与えてくれると確信しました。どんなに辛くても自然があれば私はやっていけると強く思ったのです。
長くなって申し訳ありません。読んでくださってありがとうございます!ではまた次回🌸
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