影響を受けた歌い手さん①
いつも通勤は車なので、約30分くらい英会話を聞いたり、YouTubeの音声だけとかポッドキャストを聞いたりして職場に向かうのだが、今日は久しぶりに音楽を聴いてきた。
サブスクを適当に流していたら、プリンセス プリンセスの「M」が流れてきた。しかもご本人ではなくカバーで。
どこか聞き馴染みのある声だなぁと思っていたら、Acid Black Cherryだった。
Acid Black CherryもJanne Da Arcも大好きなわたしにとっては、彼が「M」を歌っていた記憶がなかった。
よく見たらアルバムのタイトルは「Recreation 4」、彼のカバーアルバムのシリーズの4作目だった。
発売されて何年になるんだろう?
少なくとも6年くらいは経っているのだろう。
発売された頃に2~3回聴いてそれきりだった気がする。
それで改めて通して聴いてみたわけだけど、正直少々残念だった。
Honestをホーネストと歌うのは、はっきり言ってそれはないだろうと感じた。
誰か指摘しなかったのか?
それとも意図的?
そこだけ気になって曲が入ってこない
他にもいくつか気になるところはあったけど、昭和歌謡はやはり彼の声はとてもマッチするな、と感じた。
わたしがyasuを知るきっかけになったのは、高校1年の頃だった。
当時深夜にやっていたインディーズのバンドを紹介する番組「Break out」でJanne Da Arcが紹介されたのを見たのがきっかけだった。
そこで流れたのは「R-type 瞳の色」だったはず。
あの曲を聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。
すぐにメモをして翌日にはCDショップに走った記憶がある。
あの曲が入ったアルバムは、CHAOS MODEというタイトルで、6曲入りだったかな。
どれも好みの曲調だった。
当時ロマンシング・サガのようなゲーム音楽もかなり好きだったので、どことなくそれを彷彿とさせる雰囲気がすごく好きで、あっという間に彼らの虜になった。
その後メジャーデビューをして、何枚目のシングルだろう?確か、「Shining ray」のリリースの頃だったか?
みんなで有線でリクエストしまくって、チャートインさせようみたいな企画があって、わたしも有線に電話しまくってリクエストした。
その甲斐あってか、恐らく初めてトップ10入りを果たしたのではなかったか。
その後2005年に活動休止、ボーカルのyasuはソロプロジェクトのAcid Black Cherryを2007年に開始し、カリスマ的な人気を誇っていた。
2017年を最後に表舞台から姿を消し、頸椎の療養しているとのことだが、未だ活動再開の目処は立っていない。
もう5年になるのか。
Janne Da Arcとしては2019年に解散が正式に発表された。
活動休止から14年、一度も再開することなく解散した。
待ち続けたファンの悲しみは計り知れないだろう。理解しようにも理解しきれない部分もあるだろう。
今は彼はどこで何をしているのだろう?
復活することはもうないのだろうか?
何かしらの発信をすべきではないかと本気で思う。
わたしは狂信的なファンではないから、普通に不誠実ではないかと思う。
姿は見せられなくても、声は出せなくても、声明くらいは出来るだろう。
さすがに5年も何もなしでは、それまでやってきた活動さえも霞んでしまうよ。
改めて聴いたRecreation 4、声は本当に素晴らしくて、唯一無二のクリスタルボイスだと思う。
真似したくても絶対出来ない。
もう前のようには声が出せなくても、まだいつか彼の歌っている姿を見たいと思ってしまう。