19年前のバリ島への旅 結婚式前日(2) ランチバイキング
前回の「結婚式前日(1)」では、バリヒンズーの儀式を迎えるお宅の豪華絢爛な飾付けとその飾付けが集落の女性たちの手によるお仕事だということを書きました。
パワフルハイジの結婚式の前日、参列するわたし達一行は、Bさん宅を訪問し、ご挨拶、そしてお昼をご馳走になります。
Bさんのお父さん&お母さんに「お茶飲んで休んでちょうだいね」と言われ、このテレビのある不思議空間に案内されました。
こういう時、ジュリうさぎは目にするもの一つ一つが珍しくて、ついキョロキョロしちゃう(笑)
すると なんか出てきました。お皿にのった何かが・・・
これは何?
これは全部 お茶菓子です。
手前の黄色い葉っぱに包まれてるのは、もち米を蒸したお菓子。
ほんのり甘くておいしかった★
奥の白っぽいのは、揚げせんべい。その隣は 揚げピーナッツ。ガーリックみたいな味付けされてるの。おいしかったよ☆
一番奥のピンクのヤツは お花の形の甘い蒸し菓子。中国の飲茶にありそうなお菓子だったな これは☆
写真の一番左上にさ 底だけ見えると思うんだけど、これ バリコピです。バリ式コーヒー(^_-)☆コーヒーカップは、ガラスのコップ♪蓋がついていたりします。
バリでは、コーヒーをものすごく細かく挽きます。
→その粉にそのままお湯を注ぐ
→かき回す
→しばらく放置
→上澄み部分を飲む
バリ島ではコーヒーは砂糖入りがデフォルト(^^)何も言わないと甘いコーヒーが出てくるので、気を付けて(;^_^A
※簡単インドネシア語講座
コーヒーをください
Minta Kopi(ミンタ コピ)
「~をください」=Minta ~ なので覚えておくと何かと便利♪
そんなこんなしているうちにお昼の時間になりました。すると…ゾロゾロゾロゾロと人がお庭に入ってきて、離れで一服を始めました。ざっと20人ぐらい…
誰なの?
親戚や近所のおじさん達ということでした^_^;
Why?
儀式のある時期は、毎日いろんな人を呼び入れて、昼ご飯やお茶をふるまうのだそうです。→これもしきたりというか風習なんだろうな・・・多分
さて 私たちもランチの時間です。「あっちに食事コーナーがあるから、好きなもの何でも食べて♪」と言われました。
コーナーって?
ありました☆ コーナーが・・・エスニックバイキングみたいな感じ。
nasi goreng ナシゴレン
(インドネシア風チャーハン)
mie goreng ミーゴレン
(インドネシア風焼きそば)
*goreng ゴレン=炒める
sate サテ
(牛・豚・鶏・魚などの串焼き)
カレー数種
もちろん ジャーを開ければ白ご飯!(^^)!お米は主食ってことも、バリ島に親近感がわく理由の一つだね♪
おいしかった★
※簡単インドネシア語講座
とてもおいしい
Enak Sekali(エナッ スカリ)
enak=おいしい、sekali=とても
前回書いたように、バリでは儀式の際 飾り付けは女たちの仕事です。
では、男たちは何をするのか?
男たちの仕事…それは…お料理★
わたし達がいただいたランチバイキング的な料理の数々…そういう料理を作れない男は一人前じゃないのさ…( ̄ー ̄)
儀式の一環としてふるまう料理はすべて男の仕事らしい…結婚式後に「バビグリン=豚の丸焼き」をいただいたんだけど、それは儀式を主催したお宅の主人自らが取り分けて、客人にふるまうという習わしだそうです。→バビグリンについては後で書きますね。
ランチバイキングを堪能したジュリうさぎ一行。そろそろ帰るのか?と思いきや・・・またお茶が運ばれてきました(;^_^A
バリのおもてなしは、とどまることがないのです( ̄ー ̄)ゞ
ランチタイムに来ていたおじさん達は、3時のお茶の時間にも来てました(;^_^Aこれが2週間ぐらい続くんだよね…なるほど…
儀式を執り行うにはお金がかかるので、一年間ぐらいの期間、お金を貯める必要があるって話しだったけど、その理由の一つを垣間見た気がしました(^^)
つづく…