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親の名前を書く…

何回も…というか何個も続けて書く…ここ7~8年は、自分の名前よりもいっぱい手書きしているんじゃないかな…

今日は義父の名前を10個ぐらい書いた。ひらがなで。

何の話?

親がさ、介護サービスを利用するようになるとね、持ち物に名前を書かなきゃならないのよ。ショートステイとか長期入所になると結構な数になる。

※今回のnoteはプチ愚痴っぽい内容です、ごめんねm(_ _)m

名前は「白い布に書いて縫い付けて」とかいう施設もあるけど…だいたいは「素材表示のタグ(白地)にお名前ペンで書く」とか「100均のアイロンテープにお名前ペンで書いて貼る」場合が多い。

書くときはなぜか「お名前ペン」じゃないとダメなのよ。普通の油性ペンだと滲んじゃうの、文字が見えにくくなっちゃう((+_+))

アイロンテープは便利だけど、洗濯を繰り返すとめくれるから、時々付け替えが必要。洗濯を施設指定の外注に依頼する時はドライクリーニングだったりするので、アイロンテープはNG。

黒いマジックで淡々と書いてるとさ、なんかサミシイな(何が?^_^;)とか思っちゃって…(笑)せめてアイロンテープは無地じゃなくチェックとか色や模様があるテープにしようとか考えちゃう。黒い文字で書いた名前の四隅に青とか赤の星模様を描いたり…

靴下はさ、一足=2つだから(当たり前)、名前は二つ書く。しかも濃い色の靴下には黒マジックで書いても見えないので、靴下購入の際は、薄いグレーとか水色とかベージュを選ぶ。

トレーナーやセーター、靴下、下着、バスタオル類、持ち込むティッシュ、歯ブラシや歯磨き粉、カップ、上履きに外履き、持ち込みバッグなどなど…ショートステイや入所初日の前日は持ち物の名前書きやチェックにかなりの時間がかかるし、ショートステイから帰れば大量の洗濯もの…

入所したら定期的に洗濯物を取りに行き、洗濯して交換。毛玉取りしたり、衣替えの季節には衣服の入れ替えしたり…。

そんなこんなを何回繰り返したんだろう…

4年前に義母、今年に入り実父を見送ったので、今は入所している義父のいろいろだけになったけど…

義父母と実父の名前…ひらがなで…何回書いたのかな?わたし。


同居していない兄弟姉妹がいたとして…年に数回実家に行って、年老いた親を泊まりで温泉に連れ出す…親もたまに会う子どもや孫と非日常を楽しめて、良い思い出になるし、それはお互いに良いことだよ。

たださ、その兄弟姉妹には、自分の親の現実として、些細なことかもしれないけど、そんな日常があるってこと、ちょっとだけでも理解してほしいなぁ…と思っちゃったりするよ。

親と同居とか、親の近くにいる子たちは、親の介護サービスが始まるとさ、様々なことに直面するんだけどね…こういう細かいことが普通に繰り返しあって、その度に葛藤があったり、どんよりしたりしている現実があるってこと…

親の日常を世話している兄弟姉妹はさ、離れている兄弟姉妹がいたら、その人から軽くでもいいから「ねぎらい」みたいな言葉があると気が軽くなるだろうなぁ…

そんなことを思ったりした午後…


お名前書き終了★

来週、義父の入所している施設に持ちこんで「衣替え」です。あ!タオルケットと上履きも入替えしないと…かな?


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