【デジタルアンプ】手取り早く音を良くする方法
ご無沙汰してます、ジュリアンです
以前から人気な手取り早くシリーズですが
今回はデジタルアンプ編です
早速結論をお伝えします
IRを変えましょう
ちなみにこちらのギターサウンド、設定は変えずにただIRを変えただけです
ここで終わらせても良いくらいシンプルなメッセージですが
流石に読み応えがなさすぎるのでここからは理由を説明していきます
1.IRとは
デジタルアンプを触ってる人ならわかると思いますが、IRとは
Impulse Responseの略でスピーカーの挙動、特性をデジタルで再現したファイルのことです
ギターのキャビをIRと呼ぶんだくらいに雑な理解で良いと思います
2.なぜIRを変えるべきなのか
IRとは先述した通りスピーカーの特性を再現したファイルなわけですが
そこにはスピーカーの特性だけでなく、マイクの特性も反映されています
同じスピーカーを再現したファイルでもダイナミックマイクで収録したのか、コンデンサーマイクで収録したのか
スピーカーとマイクの距離はどうなのか、色々なマイクをミックスして収録したのか・・・etc
と無限にパターンがあるわけです
なので、Shureの57で録ったようなエッジの効いた音を再現したい!
とアンプをイジくり回していても
IRがそもそもコンデンサーマイクで収録されたものだとしたら、永遠にその音にはなれないわけです
もちろんあの手この手を使って音を近づけることは出来るかもしれないですが
例えるなら土鍋を使ってパンケーキを焼こうとしてる感覚と言いますか
焼けなくはないのかもしれないけど、そもそもつもりが違うと言うことですね
パンケーキを作りたいならフライパンにしようぜと言う話(伝わった?笑)
3.ツマミをイジるのは最後で良い
さすがにIRを変えることによってGainが変わるようなことはないですが
歪みの質感だったり、聴こえてくる帯域はファイル毎に全然違います
なので音を決めるときは、アンプを決めてその次にIRを選択しましょう
アンプのEQをイジルるのはIRが決まってからです
ちなみに自分はほとんどツマミはいじってません
4.どのIRにするべきなのか
アンプのヘッドはある程度種類が限られてきますが
IRに関してはマジで無限大にあります・・・
色々な香水をかぎすぎてどれが良い匂いなのか分からなくなるのと同様に
IRもたくさん聴いてるとどれが正解なのか分からなくなります笑
そんな時は自分の好きなキャビを選びましょう
自分の好きなキャビなんてわからないー!!なんて言うZ世代な方は
好きなアーティストが使ってるキャビ を選んでもOKです
もっと言うと、そのアーティストのギターサウンドを再現したIRも売ってたりします笑
とにかく試しまくる!と言う手もありますが、いくら時間があっても足りないので
まずはある程度自分の中で限定してしまった方が早いと思います
5.最後に
繰り返しになりますがIR選びにゴールはありません
厳密に言うと自分の中でゴールを決めないと永遠に終わりません笑
まずは自分の中での理想の音を定めてそこに近づいていくようにしましょう!!
では良い音楽ライフを〜!!